出陣の儀式
戦国時代、合戦に出陣するときに「三献の儀式(さんこんのぎしき)」という儀式が行われていた。「三献の儀式」とは戦勝祈願のため打鮑(うちあわび)と勝栗と昆布の三品を食べるという儀式のことである。
打鮑(打って)
勝栗(勝って)
昆布(喜ぶ)
という意味が含まれている。
他にも・・・
城や館の門に包丁を置き、包丁を踏み越えるという儀式もあった。
この儀式には「留守中に敵兵が城・館に踏み入ることのないように」という意味が込められていた。
また、出陣前には家臣を集めて「連歌の会」を開くこともあった。