ストーリー提供:ルーシアさん
かつて、バビリムという平和な王国がありました。人々は神を敬い、そして仲良く暮らしていたのです。空の神アヌは、王国のために、ブルークリスタルロッドを天にかかげ、永遠なる繁栄と豊かな実りを約束しました。 ところが、これをねたんだ帝国が、バビリムに攻め込み、ロッドを手に入れようと 高くそびえる塔を築いたのです。ロッドの輝きは塔によってさえぎられ、地上は不安と暗闇につつまれました。 怒ったアヌは稲妻を落として塔を壊してしまいました。しかし、地上では女神イシターに破れて魔力を封じられていたドルアーガが復活していたのです。ドルアーガは壊れた塔を魔力で修復し、ロッドを奪って最上階に隠してしまいました。イシターは巫女カイに魔法のティアラを授け、ロッドを取り戻すことを命じました。 この物語は、悪魔ドルアーガを倒すため、ティアラの力を信じ、たった1人で 魔の塔へ立ち向かったカイの愛と勇気のお話です。 |