ドラえもん のび太と妖精の国

とおい、とおい、むかし…。

人々は、海や大地、、森や花々などに住む妖精たちと、なかよく暮らしていました。妖精たちは、人々に自然のめぐみをあたえ、また人々は、妖精たちの住みかを決して荒さず、自然を大切にしてきたのでした。ところが……。

いつのころからでしょう、人間は森や山を切り開いて妖精の住みかをうばい始め、空や海までも汚してしまいました。もはや人間の目には妖精は見えなくなっていたのです。純心な心をもつ、子供たちをのぞいては……。



ある日のことです。

空き地で野球をしていたのび太くんは、助けを求める花の妖精と出会いました。花の妖精が住んでいる妖精の国が、人間の環境破壊によって生まれてきた怪物たちに荒され、妖精の女王ユリアスが怪物たちに捕えられてしまったというのです。話を聞いたのび太くんは、その危機を救おうと、ドラえもんやしずかちゃん、スネ夫、ジャイアンと相談して、みんなで、妖精の国へ行くことにしました。

……その時です!!

突然現れた謎の物体によって、のび太くん、しずかちゃん、スネ夫、ジャイアンの4人が、妖精の国へ連れさられてしまい、ドラえもんのひみつ道具も奪われてしまいました。さあたいへん!! どうやら妖精の国は、人間の住む町の近くにあり、町のどこかの場所とつながっているらしいのです。しかし、そこへ行くには、5人の妖精の賢者を探しだして、5つの神器を手に入れて、さらわれてしまったのび太くんたちを助け出し、妖精の国の危機を救うことができるでしょうか?

戻る