東大出のさん



Eさんは東大出のエリートです。

彼のお友達が、こんな話をバラしてくれました。

宮崎県出身の彼のお父さんは教育関係のお仕事で、厳格な家庭に育ちました。

Eさんもお父さんの期待に応えるべく勉学に励みました。

そんなEさんも、小学校高学年と言う年頃になると、

男として、いろんな事に興味が出てきます。

おネエちゃんのエッチな写真が載っている雑誌なんかも手に入れて、

親に隠れて見るようになりました。

ところが、そんな本も数が増えてくると、困るのは隠し場所です。

捨てればいいのですが、なかなか捨て切れないのが男のサガでしょうか・・・

ある日Eさんはいい方法を思い付きました。

本の形のままだからカサばって、隠し場所に困るわけだから、

気に入ったおネエちゃんの写真だけ切り取って、写真以外の所を捨てれば、

場所を取らないのではないかと・・・

早速実行に移したEさんですが、さて、写真を隠す段になって、

どこに隠せばいいか考えました。

・・・この家で、絶対自分以外見ない所・・・そうだ!

彼は数年前父が購入してくれて、自分の部屋に置いてある児童文学全集に、

分けて はさみ込んだのでした。

これなら、分厚い箱カバーに入ってるし、児童文学なんて、親が読むわけない・・・

Eさんは安心して勉学に打ち込んだのでした。

その甲斐あって、晴れて東京大学に合格。

Eさんは東京で揚々と学生生活を送りました。

さて、その年の夏休み、宮崎の実家に帰ったEさんは自分の部屋に入って、

何か違うのに気付きました。

「あれ、なくなってる・・・捨てられちゃったかな?」

Eさんは両親に聞きました。

「ボクの部屋にあった児童文学全集はどうしたの?」

するとお父さんが言いました。

「もう大学生なんだから、あれは読まないだろう?」

「うん、読みはしないけど・・・捨てた?」

「いやいや、捨てるのはもったいない、人の役に立つように、

県の児童図書館に寄付したよ」

「・・・・・」

Eさんは絶句するより他に仕様がありませんでした。

宮崎県の児童の行く末って・・・・・