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コガタスズメバチ Vespa analis  Fabricius


体長は女王バチ25〜30mm,働きバチ22〜28mmで,5種のなかでは中位の大きさです.オオスズメバチとよく似ていますが,一般に小型であるや頭楯(とうじゅん)の形で区別ができます.我が国には北海道,本州,四国,九州,佐渡島,対馬,屋久島,大隅諸島と,奄美大島から沖縄本島にかけて,石垣島および西表島に3亜種が生息しています.平地から低山地にかけて最も普通に見られます.

営巣場所は樹の枝や家屋の軒下などの開放的な場所です.巣は外皮に覆われたボール状をしていますが,女王バチが単独で巣作りをしている時期にはトックリを逆さにしたような形をしています.これは本種と宮古島以南に生息する ツマグロスズメバチのみの特徴で,巣内の保温と外敵の侵入防止のためだと考えられています.最盛期には巣の大きさもタテ30cm×ヨコ25cm位になり,巣盤数は2〜5層,育房数は1,000房位になります.


よ く 似 た 種 と の 判 別 点
  コガタスズメバチ オオスズメバチ
女王バチの大きさ 25-30mm 40〜45mm
働きバチの大きさ 22-28mm 27〜40mm
頭楯の形
下の突起は3つ

下の突起は2つ

ヤブガラシで吸蜜する働き蜂