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”ヘボの巣コンテスト” 2016 |
毎年11月3日に岐阜県恵那市串原地区で”全国ヘボの巣コンテスト”が開催されており,今年で第23回目になります.最近は出かける機会がありませんでしたが,13年振りに,”ヘボの巣コンテスト”の会場へ出かけてみました.過去3回は車で行きましたが,今回はJR→明知鉄道→コミュニティバスを乗り継いで出かけました.会場は相変わらず熱気にあふれていました. 公園がきれいに整備され,会場は以前行った時よりもユッタリとした配置になっていてノンビリと過ごすことができます.難点は網室から逃げ出した成虫が会場を飛び回っていて,時々体に止まることです.そのため刺傷被害もしばしば発生しており,救護所のお世話になる人も少なくありませんでした. |
会場全景(芝生広場が整備され,以前とは違ってユッタリとした配置になっていた.) | |||
大会の案内チラシと日程表,各種掲示物.成虫が会場を飛び回っつているため注意書きも.ヘボの黒板アートも登場. |
巣の取り出しは大きな網室の中で行われる.周りでは多数の見学者が中をのぞき込んで様子を見ている. | |
巣箱を車ごと大きな網室に持ち込まれ,巣の取り出し作業が行われる. | |
煙幕で成虫を眠らせ,外皮を取り除いて巣盤をとりだし計量する.作業が終わった車は反対側から外へ出てくる. | |
計量が終わった巣は大きさ毎に別のテントに並べられ,後で希望者に販売される.右は4Kg台の比較的大きな巣のテーブル. | |
巣の販売開始,値段は1Kg当たり9,000円也. | テレビ局の取材を受ける優勝者.巣の大きさは5.62Kg. |
定番のへぼご飯.ヘボの幼虫や蛹が混ざった醤油味の炊き込みご飯. |
人気のへぼ五平を買うために行列ができていた.甘いみそだれにすりつぶしたヘボが混ぜ込んであって香ばしい.1本300円也. |
当日会場で知り合った,広島県にお住まいの”コウジ菌”さんのブログでも詳しく紹介されています.
「昆虫食の研究1 -岐阜県恵那市「くしはらヘボまつり」ヘボの巣コンテスト-」