渋谷で人気のバンド「CROW」のライブ終了後、
人気(ひとけ)の無くなった楽屋からは密やかな甘い声…。
「だめだって…雨紋。これから…んっ…打ち上げ…なんだろ?」
壁に嵌め込まれた鏡に向き合うようにして、雨紋の膝の上に抱き上げられた龍麻。
「なに言ってんだよ、ライブの最中ずっと、あんな熱い視線で俺様のこと誘ってたのはアンタだろ?
今更、酒飲みになんて行ってられないね」
「あっ…やめろっ…て、皆、待ってる…ぞ、早く…行け…よ」
はだけたシャツの間から滑り込んだ雨紋の手が、敏感な胸の果実に触れる。
「あっ…」
「なに言ってんだか。今止められたら困んのは、アンタだろ?ホラ、もうこんなだ」
意地悪く囁く雨紋の手が開かされた足の間に下りてきて、熱くなった龍麻をやんわりと握り締めた。
「くうっ…んっ…」
背筋を這い上がってくる官能の痺れに耐えきれず、漏れそうになる甘い声を聞かれまいと、
龍麻は唇をきつく噛み締めた。
「噛んじゃダメだ、龍麻さん。聞かれたくないなら、俺様が全部飲み込んでやるから」
「んうっ…んっ…んん」
堪えきれない熱い吐息は、雨紋の口付けに呑み込まれて…。
ああああっ、鼻血でそう・・・。

 
まりの様の裏のHPの6000HITを踏んで戴いたもの。
上のミニSSがリクエスト内容でした。
もうっ、めっちゃイヤらしくてカッコイイですう(^^)
雨紋くんの右手が、右手がぁぁぁぁぁっっっっ!!

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