「奈落の底」


どうせ枯れるのならば


果てまで堕ちて逝こう


どうせ闇に葬るならば


辿り着けない先を見たい




我が望むものはいかほどのものなのか


今は知る術も無し


我の先にあるものは


今は知る術も無し




苦悩に満ちたその顔に


何を知ることが出来るであろう


生気の抜けたその顔に


何が出来るというのだろう




時は来る


この闇を引き裂いて


時は去る


我のみを残し孤独を連れて


時は流れる


意のままに動かすことは出来ず




ただひたすらに、暗闇を彷徨う