スガアマ漫画制作風景 2010.4.17



↑スガアマ、漫画を描く時は椅子の上にあぐらをかいてます
(いや、決して寝てるのではありません〜:汗)

・・・なんて風に、

このページではスガアマが普段、どんな感じで漫画を描いてるかを
恥をしのんでご紹介しております。どうぞ覗き見していって下さい♪

  製作期間中の作業部屋。
スガアマは下描き→ペン入れ→ベタ塗り→トーン貼り
→印字貼りの順に全ページまとめて仕上げます。
手前左側は製作期間のみ出現する第二テーブル。
作業済みの原稿をここへ置くのですが、遠目で見ると
気に入らない箇所があちこちと・・・気が滅入る〜(泣)

作業工程の中で一番眠気を誘うトーン貼り。
点々模様の向きと線を合わせて貼りますが、
・・・基本はテキトーです。

トーンに削りを入れる場合は
ムダな部分を切りはがす前に削っちゃいます。
そうでないと・・・(右の写真参照)→

切りはがした後に削りを入れると
上のように、切り口の部分が汚れます。(分かるかな〜?)
こうなった場合はラバーテープでこすってやると
ある程度汚れが落ちてくれます。

←完成しましたぁ〜♪


お〜っと!ペン入れし忘れた!!
トーンはがして描き込んぢゃえ!

え?何かトラブルがあったかって?
いや、なんにもありませんでしたよ(汗;)

怒涛のトーン3枚重ね!!!
まず、1枚目を貼ってバイクのテールランプと煙部分を削り、
その上に暗めのトーンを貼ってまたもバイクのテールランプ部分を削り、最後にバイクのテールランプ部分のみ被せる
・・・なんともしんどい!

←左写真のような斜め構図のコマでは
点々と線を合わせる為、トーンも斜めに切らねば
ならないハメに・・・あ〜もったいねえ〜(泣)


メンド臭がりなスガアマが考えたトーンテク。
建物部分とお空部分、隣り合った箇所に
別々のトーンを一度に貼っちゃいます。

・・・で、その境目にちょっと強めの
力加減で切れこみを入れます。

重なってるいらないトーンをはがしていきます。
これなら同じ箇所に2度もナイフを入れないで済む
楽だ楽だ〜・・・と思いきや、
上を残して下をはがさねばならない箇所が・・・!
うわぁ〜余計しんどくなったぁ〜(泣)

とにもかくにもナントカやり終えました。
・・・ゼイゼイ・・・
←ここからは、漫画スクールの先生に教わった
「見開き原稿」の描き方をご紹介します。
1、
まず、左ページの折り曲げたい部分の表側にうっすらとカッターで切れ込みを入れていきます。(左利きの方は右ページにしたほうが定規をひく時などで作業しやすいと思います。)
2、
・・・で、こんな風に折り曲げます。(投稿用では内ワクで折り曲げるのが基準ですが、同人用はそれよりちょっと外側でもよろしいかなぁと存じます)
3、
2枚の原稿をひっくり返し、マスキングテープ(低粘着性のテープ)で真ん中を固定します。これで見開き用原稿用紙は完成です。
4、
ちょっと見辛いですが、こんな風にしっかりと貼り付けます。
5、
横から覗くとこんな感じに貼り合わさりました。
6、
さぁ、下描きしましょお♪
・・・でもここで注意!ノド(張り合わせ部分)にフキダシやモノローグ、キャラの顔をまたいで描かないように!
7、
原稿の空いた部分に「見開きです」の印を付けると、印刷屋さんに親切かなぁと思ってます。
8、
見開き原稿の描き方紹介はこれにておしまい。入稿の際は必ず切り離して持っていきましょお♪
何の変哲もない見開き原稿。
実は、両脇の波の部分に普通紙を貼って
描き直してあります。


必殺「スポンジポンポン」
かわぐちかいじ先生の漫画でもよく見られる技です。
スガアマは主に、霧や煙、感情表現などによく用います。
100均ショップで買った安物のスポンジを適当な大きさに
切り、筆でインクを付け、マスキングした原稿に
ポンポンしていきます。

ベタ塗り前のひと手間。
明らかにハミ出するだろうって箇所を
マスキングしてしまいます。

それでもどっかしかハミ出しちゃいます(汗)
そこでトーン貼った後には必ず「ハミ出チェ〜ック」!
と高らかに叫んで地道にホワイトで塗り消します。

散らかった作業机、
ベタ塗り段階からは更に散らかります・・・。
「Deepred・・・」5巻で使った資料たち
気がついたらこんな束になってた・・・!

修羅場中の修羅場だった
「Deepred・・・」6巻入稿後の作業部屋
トーンナイフが床に・・・危ネー!!

冬場大活躍してくれる加湿器。
エアコンを使うと部屋の湿度は30%以下!
コレがないと、鼻の穴の中までパリパリになります。

作業をせかしてくれる99時間タイマー。
ちょっと横になりたいって時の目覚ましにもなってくれます。

スガアマの守り神?「幸運のブタちゃん」
アジア雑貨の通販でおまけとして頂きました。

ブレイク時に癒してくれるボダムのティーポットとグラス。
「Deepred・・・」でも、コーチの愛用品として登場します。

     最後までお付き合い下さいましてありがとうございましたぁ〜(照)

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