地域住人によって300年以上も続けられているお祭りに、
今年も参加させて頂いた。昨日の雨から天気は回復し、
気温も高めで上着を着てると少し暑い位。
今回はとっておきの企画が…以下写真と共にご参照を。
「猿追い祭」は2001年、国指定重要無形民俗文化財に
正式に指定された。これがその証書。
祭が始まる前に各地区から回り順で選ばれたサカバン、
ヒツバンが神社周りのほこらにお赤飯と甘酒を振る舞う。
神主さんを先頭に、村長さん(緑の装束、今回は副村長さん)
氏子さん達が拝殿に入り、お祓いがはじまる。
お祓いの後、ヒツバンが東西に分かれ、
「エッチョー(栄長)」「モッチョー(盛長)」という掛け声と共に
お赤飯を投げ合う。
その後、祭の関係者は本殿に入り、酒を片手に謡をうたう。
謡の間、とっておきの企画が…!地元語り部さんの暖かい
語り口で紙芝居が上演。あの絵…自分が描きました!
と、いう訳で原案担当の永井左紺(ながいさこん)さんと
共に皆さんの前でご挨拶。ちょっと噛んでしまったけど、
伝えたい事はナントカ伝えられた。ホッ…
紙芝居が終わり、「千秋楽」という謡が始まると拝殿の中から
猿役の住人が白装束で現れ、皆でそれを追い掛け、拝殿の
周りを3周してこの祭りはお開きとなる。
この時、決して猿役を追い越してはならない。
その掟を破ると来年は凶作と云われている。
祭の会場である武尊神社では無料で甘酒や豚汁が振る舞われ、
地元産の野菜や果物も売られていた。その片隅にちゃっかり
自分の描いた本も置かせて頂いた。現在は神社近くにある
温泉施設「花の駅・片品」に置かせて頂いている。無料なので
お見かけの際は是非持ってって欲しい。
尚、「猿追い祭」の様子は上毛新聞にも掲載された。
(動画には自分もちょっと写ってる^^;)
http://www.raijin.com/ns/1513823682186504/news.html
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