以前からお話を頂いていた紙芝居。
この度絵の担当をさせて頂いた。
舞台は300年以上昔の片品花咲地区。
実りの季節、村人達は猿の被害に悩まされていた…
という所から始まる。
作業は特設の折り畳みテーブルにて。
絵の具はポスターカラー。
以前、中学校で文字かなんか書いた時以来の使用。
紙はイラストボードを使用。
少しばかし高値だが、水彩画なんかで描く前に
紙を濡らして板に張り付けてピンと伸ばす…なんて
事しなくてもすぐ使える。よれたりシワになったりもしない。
使う分だけ筆ですくってパレットへ。
その都度イチイチ洗うのはメンドー。
という訳で、紙でスプーンを作成。
ところがポスカは粘っこく、すぐ固まって
使えなくなる。
描いた絵は定着液(トリパブC)を吹き付け、暫く乾かす。
水に弱いポスカ。こうする事で耐水性になる。
画面に艶も出て色も映える。(でもコピーには不向き?)
最終日、夜中の1時までかかって
やっと全て塗り終えた!
いつものマット水彩とは勝手の違ったポスカ。
扱いには苦労したけど、描き終えた今となっては
なんだか寂しい。また描く機会があるカナ?
完成した絵は片品へ無事送り届けた。
早ければ数か月後には紙芝居になっているだろう。
尚、紙芝居は片品の学校や施設といった公共の場で
上演されるそうだ。今から楽しみ〜♪
★おまけ★
紙芝居絵のあとのスキー(at草津)
その後は「Deepred…」20巻のネーム、5月のCOMITIA
に向け、息継ぐ暇もなく原稿おこしを開始。
今シーズンあと一回ぐらい滑れるか否か…?
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