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お名前: Xi
ナブカと対峙するシーン、
修造の手がものすごく美しく見えます。
いや、手自体は小汚いんですけど(笑)
あの状況でああいう風に手をさしのべられたら、
ナブカだってなかなか逆らい難いだろうな……と思います。
[2001年5月22日 0時54分38秒]
お名前: l-_-l
やはり視点ひとつでいろんな考え方がうまれますよね。
(log.417)でも同じようなことが言われてます。
>なんだか私の人生の縮図のような気がしまして。
素晴らしい(笑)。
シュウにしてもサラにしてもナブカもブゥもシスも、、、アベリアも、
みんな理不尽な渦に巻きこまれてるだけなんですよね。
そんな中でシュウが見せる『勇気』も大きなテーマのひとつだろうな、と。
勇気=決断ですからね。
ナブカが一度シュウを見のがす場面なんかもそうです。
あのシーン、ギリギリの手前でナブカは一瞬笑ったようにおれは見えます。
勇者はカッコイイですよ(笑)
でも、自分の理想に向かって突っ走るだけだとハムドと変わりないし、
だからこそ後半でのエランバに対する
「あいつも間違っって無い気がする」(ウロ覚えだけど)
というようなセリフは光って見えます。
これは重要ですね。
[2001年5月18日 16時11分51秒]
お名前: Xi
私は、修造を自分と重ねていたように思います。
「煙突なら負けないんだけどな」
と過去の栄光を引きずり、
「オレは兵隊じゃない」
と言って反抗し、
「おまえがヘンだ」
と唯我独尊的なものの見方。
なんだか私の人生の縮図のような気がしまして。
(何がどう似ているのかは推して知るべし(笑)
アニメなどの創作物でこういう変な人物が紛れ込んでくると、
たいていすぐに溶け込んで、人気者か英雄になっていく、
の、ですが。
修造の場合はとけ込めず、わめき、逆らい、
結果的に爪弾きにされてしまうわけです。
(こっち側から見て、正義はあるのですが)
その自分の正義は向こうには通じず、周りからも疎外され、
助けようと思った女の子にも「どうして来たの」とか言われてしまってます(^^;
なんというか、徹底して現実主義を貫いているなぁと言う感じです。
[2001年5月18日 9時34分45秒]
お名前: l-_-l
ああ、それはおれも記憶してます。
すごく適確に捉えた考え方ということで。
で、今僕に限らず、主人公(達)が別世界(未来・過去・異世界)等に迷い込むという
シチュエーションというものは、
"「お前はどう生きるんだ?」"
というものを問うていると思う。
アニメで言えば、おそらくほとんどのものがそうなのだと感じますね。
強いて『異世界』で例を出すなら、エルハザードとか。
『未来』ならものすごく近い未来でエヴァとか。
ただ、それが現実離れしているか、というのは時間軸は全く関係なくて、
やはり主人公の『立場』と周囲の『環境』でしょうね。
前者のエルハザードなんかは、現実離れという意味でどちらかと言うと物語を
『押し付ける』という感じ。(エルハ知らんかったらスマンです)
後者のエヴァなんかは、思いっきり現実離れはしているけど、あくまで『リアル』。
まぁ、この辺は社会現象にもなった程のものだから今おれが書くまでもないんですけど(笑)
で、今僕に関して言えるのは、テーマが『戦争』であることは明らかで、じゃぁその
争いのまっただ中で、どれが『正義』であるかという基準を問題にしているのかと思うんですよ、おれは。
目的の為にその正義を貫き通すことができる人間ってのは、結局ほとんどの場合、
『王クラス』だけで、あとの兵隊・市民はそれに従うしかないんだよね。悲しいことだけど。
だれが観たって、やはりシュウのようになりたいだろうし、
でも実際は皆ナブカやブゥのようになるハズなんですよ。
戦争に正義も悪もない、というのは確かにその通りだし、それぞれに正義はある。
でも、どうみたってシュウが『正義』です。実際そのように描かれているし。
この手の話を観て、多くの人は『自分』=『シュウ』という図式の元に感情移入という思考が
行われがちなんだけど、本当はあの世界の人達=『自分』で、異世界から訪れた住人(英雄)『シュウ』のようになりたい、という感情で移入が行われている気がしてならない。
最初に引用した
"そーゆー世界に自分が放り込まれたとき
「お前はどう生きるんだ?」ってことが問われていると思うんですよ。"
という捉え方の他に、
こーゆー世界にヒーローが現れた場合、
「お前はどう動くんだ?」
ともとれると思う。
もちろん、あくまでおれの考え方であって、受け取り方も千差万別なのは言うまでもないですけど。
中には「おれがハムドだッ」なんてぶっ飛んだヤツもいるかもしれないし(笑)。
なんか文章が支離滅裂っぽいけど、そんなとこでしょうか。
ちなみに、
>「お前はお前の正義を貫き通せるのか?」
ってのはすごく的を得てるし、タイムリーな話でおれ自身、
仕事でこの壁にぶちあたってます。というか、正義を貫き通したのにも関わらず、
『悪』として扱われた、という。
いかに人間というものは『自分勝手』なのだと実感しましたよ(苦笑)。
まぁ、相手からすれば命令を無視したおれは悪なのだろうけど。
違法行為を防いだのにね(泣)
長々とスマンです。いやぁ、語れるってスバラシイ。
[2001年5月18日 3時13分0秒]
お名前: Xi
例の過去ログで最もストレートに、私に響いたのがこれでした。
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(No.736) ●松戸 題名:どう生きるか 投稿日 : 1999年11月23日<火>05時37分
そーゆー世界に自分が放り込まれたとき
「お前はどう生きるんだ?」ってことが問われていると思うんですよ。
多くの少年兵同様その世界の秩序に従って生きるか、
従うフリをしてささやかな抵抗を試みるか、
サラのように正面から直接的に抵抗するか。
それとも悲観して自殺するか。
その他にもいろいろな方法があるでしょうけど。
なぜこの問いが大切かというと、
世間の常識や正義が通用しない世界って案外ぼくらの近くにあると思うからなんです。
なにも未来世界や遠い外国の戦地のだけじゃなくてね。
例えば、会社に入ると様々な犯罪行為に荷担させられる可能性があるわけです。
政治家に賄賂を送ったり、総会屋と付き合ったり、
同業者と談合したり、乱脈融資したり、
粉飾決算したり、脅迫的言動で債権を回収したり、商品の欠陥を隠匿したり、
あるいはバケツで原子炉作ったり。
こんなことを会社から命令されたときに、
従えば出世できるだろうけど、従わなければ左遷、最悪解雇ですよ。
こーゆー状況下で自分はどう生きるか?
「お前はお前の正義を貫き通せるのか?」っていうのがね、
まあ、突きつけられてるんじゃないのかなあ、なんて思ったり。
会社だけじゃなく学校でも同じです。いじめに関与することを強いられたり。
殺人や強姦、誘拐に比べればホントささやかな犯罪ですけどね。
つまり、ぼくは、現在の世界で自分がどう生きるのかという問題としても、
この作品を見ることができるんじゃないか、と思うんです。
まあ、今後の展開次第で感想も変わるでしょうけど、とりあえず今は。
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[2001年5月18日 0時58分23秒]
お名前: l-_-l
改めて、こんばんわ。
おれも、あのシーンに関しては『肯定派』ですねー。
戦争という状況での必然性・重要性をありのまま(当たり前のこととして)
表現しているとおもいます。
まぁ、サイさんも冒頭で記述されているように
"あまりにも マイナーな"
物語ですが、できるだけ普及に勤めたいと思います(笑)。
よろしくお願いします。それと、リンクありがとう。
[2001年5月18日 0時32分12秒]
お名前: Xi
l-_-lさん(何と読むのやら)はじめまして。
まさか私以外にも専門サイトを作っているかたがいらっしゃるとは(笑)
とりあえず、こちらからもリンクさせていただきました。
私がこのアニメを知ったのは、放映終了後です。
なので公式BBSには参加してません。
で、やはり3話ですか。
あの引っ張り込まれるとこ、最初「はい!?何!?」って感じでした。
まさか……と思ってあらためて見直してみたところ、
驚きを禁じ得ませんでした。
ただ、驚きはしたものの、そもそも2話からすでにヤバげな感じでしたから、
(制作者・作品自体に)反感とか不快感は感じませんでした。
寧ろ、よくぞここまでやるな〜と思いました。
6話のサラと兵士がもみ合うシーンも凄いですよね。
(早くレビュー書かないと)
[2001年5月18日 0時8分30秒]
お名前: l-_-l
URL
おれが知ってる唯一の専門サイトなのでこっそりとリンクしておきましたが、
とりあえず御報告。
リアルタイムで観てたワケではないので、公式BBSには参加できなかったんだけど、
やはり3話時点でのあの盛り上がりは凄い。
サイさんはどう観ました?
[2001年5月17日 23時35分0秒]
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