左のような3x3(あるいは4x4など)の盤上で遊ぶオリジナルゲームです。 ルールも道具もとても単純ですが、思いがけず複雑な変化をして楽しめます。 (1) 先に連絡すれば勝ち 盤面の空いたところに交互に自分の色のタイルを置き、向かい合った自分の辺と辺を、先に連絡した方が勝ちです。 空いたところならどこに打ってもかまいません。 「連絡する」とは、タイルの辺が縦・横に接した状態にすることです。 斜めに並んでいても連絡したことになりません。 これは□が連絡しています。(□の勝ち) これは■が連絡しています。(■の勝ち) この■は連絡したことになりません。斜めはダメ。 (2) 「切り違え」ると、相手のタイルを取り除く 左のような状態で、□が★の場所に、斜めに並んだ相手のタイルを切るように打つ(切り違える)と、■の2枚は盤上から取り除かれます。 取り除かれたタイルの数は、ゲームの勝敗には無関係です。 この場合、□が★の場所に打つと、3枚の■が除かれます。 (3) パスはできない 自分が打つと不利になるような場所しか残っていなくても、必ずどこかに打たなければなりません。 どこに打っても負けと判断したときは、途中でギブアップしても構いません。(相手の勝ちになります。) タイル・ゲームは昔々、ひまつぶしに思いついたものです。わずか3x3の盤でも複雑な変化をするので興味をもち、当時受験生だったにもかかわらず勉強もせずに、先手必勝か後手必勝かをいろいろ研究したものでした。 この種のゲームは人間を相手にやってこそ楽しいものです。特別な道具も不要でどこでもできますから、4x4盤や5x5盤に拡張して遊んでみて下さい。 |