城南宮
(じょうなんぐう)

2011年の開花情報 3月1日現在八分咲き
2008年の開花情報 8日現在八分咲き

平安遷都の際、都の南(現在の伏見区鳥羽離宮町)に、国の守護神として創建。国土守護の国常立尊、武勇の八千矛神(大国主命)、安産・育児の神様である息長帯比売命をお祀りする。地元では方除けの神社として、信興厚く、新築、増改築時には必ず浄めのお砂を授かりに詣る。

目当ての枝垂れ梅は入母屋造りの総桧で出来た本殿西側の「春の山」庭園区にひろがる。植えられてからまだ年月が浅いが、それでも4〜5メートルは有に育ち、ここだけは春一色に彩られ、まさに満開の季を迎えている。

訪れた平成18年3月13日は、朝からの気温が0.5度、時折、小雪が舞う春寒の日だったが、雲間からの太陽スポットが当たり、絶好の花日だった。

ここは平安神宮と同じように本殿を囲む格好で平安の庭、室町の庭、桃山の庭、そして城南離宮の庭が整備され、四季折々の源氏物語ゆかりの百種あまりの草木、花がバランスよく植えられ、何時訪れても心安らぐ庭園である。茶室もあり、一般拝観者に振る舞われている。

●名神南インターを南方面に出て1分。電車の場合は近鉄・地下鉄で「竹田駅」下車。徒歩20分。バスあり。

06.3.13撮影 カメラ/西阪慶眞


2011年3月1日撮影(雨天)撮影




専慶流
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