更新1999/3/28
このような市民生活とかけ離れ、税金の無駄使いとしか思えない事業が市民の意志と関係無くどんどん行われる事に憤りを感じざるを得ません。加えるに、区長の交際費(年間約500万円)の2/3に領収書が無く(1998年9月19日付朝日新聞)、区長が外国産高級ウィスキーを円滑な議事進行の為という名目で議員に送るなど、世間一般の常識では考えられない血税の使われかたをしており、空いた口がふさがらないといえる状況です。原因は明らかで、長らく市民が区政に無関心で、行政が何をやってもチェックが入らない状況が永く続き、議会も行政に対するチェック機能を果たさないまま長い年月が経過しているからです。簡単に言えば住民不在の状態があたりまえとなってしまったのです。 この悪しき前例を市民が立ち上がり変えて行かない限り、膨大な投資のツケを増税と言う形で市民が払うことになり、さらに社会保険など(これも見えない税金)の負担増となってそのツケがまわってくるのは明白です。
中央の縮図でもある文京区という一地方の行政府及び区議会に対するチェック機能を果たし且つ政策提言を行いながら、政治と行政に効率と正義と倫理を取り戻し、市民本位の区政を実現してゆくことが当フォーラムの活動目標です。各分野の専門家を招いてセミナー、パネルディスカッション等を開催し、当フォーラムが市民の叡智を集約するための討議の場となることを期待しています。なおここで言う市民とは国民の権利と義務を自覚し、統治主体意識を持つ自立した個人を意味します。
当フォーラムはいかなる政党にも所属せず、個人の自主性を最大限尊重し組織に参加する事に対する制約は一切ありません。
上記趣意にご賛同いただける方は是非当フォーラムにご参加下さいますようお願いします。
1999年2月28日
発起人代表 岡戸 知裕