津久井青年会議所主催 一般・座禅体験教室 |
平成24年3月25日(日) 午前9時00分〜11時15分
参加人数=61名 一般=38名(少年野球小学生19名) JC津久井会議所会員=23名 約2時間15分
津久井青年会議所主催・座禅体験教室日誌
1月下旬頃、津久井青年会議所、青少年育成委員会委員長・高橋滋樹氏より座禅会の希望が入り、お話を聞くと、一般対象で小学生も含まれる座禅体験をしたいとの事とでした。また当初の参加者は40名との事でしたが、
1カ月前には60名ほどの人数という事で、急遽座禅場所の配置等を考え、
開催する事と致しました。かつてこんな大人数の座禅会を催した事がありませんでした
が、本堂の障子襖等を取り払うと、それなりのスペースの確保が可能で無事一回での座禅体験教室ができました。
座禅指導の方も、少年野球の小学生が中心で、そのお父さんお母さん、そして、一般の80代近くの方もおられましたので座禅時間も短縮し、数息観・警策の受け方・座禅姿勢等を中心に指導しました。座禅(一)と座禅(二)の間に正覚寺の由来・伝説と三増合戦(小田原北条と甲斐の武田信玄との合戦)の話、そしてミニ法話(陰徳)の話を加え、その後、本堂内外の掃除をし、座禅体験最後は、お母さん方に修行道場の作法に乗っ取り、正座した参加者にお茶の配膳をして頂き、総茶礼をして津久井青年会議所主催の一般座禅体験会は終了致しました。
座禅をする本堂は修業の道場ですので、本来は私語を慎む事が大事なのですが、小学生も加わっての座禅ですので、住職も、柔軟な対応での一般座禅体験教室でした。
今回の座禅体験会は青年会議所の青少年育成委員会主催で、数度、正覚寺へ高橋氏や吉野・菱山両JC理事長・副理事長も来られ、綿密なスケジュールを持って臨まれておりましたのでスケジュール通り進行し無事終了されました。津久井青年会議所の目的として「青年の自己修練を図る」
「地域に奉仕・援助活動をする」があるようですが、今回の座禅体験会で感じられた事は、会員皆さんが一致協力して両者の目的を立派に達成されたのではないかと感じられました。
大智山正覚寺
山主 合掌
座禅ミニ法話から 陰徳 について
「陰徳」の陰は影の事、徳は善い行いを言います。ですから陰徳とは、表面に現れない、影で行われる善い行いと言う事となります。 他人も自分も嫌だなと思う事を率先してやる事、特に便所掃除やゴミ掃除など、人がみな嫌がりますね! しかも、自分がそれをやった のだと言う事を主張せず、誰がやったか分からない様な善い行いが陰徳です。
会社へ行くと、机の上がきれいに掃除され花が生けてあったり、ファイルや棚がきちんと整理されてあったり、一体誰がしてくれたんだろ
2〜3年前、植村花奈さんが歌って、全国的に感動を与えた「トイレの神様」という歌が流行しましたが、「トイレ掃除の苦手な私におばあ |
いよいよ始まりました。 | 警策の受け方練習。 | 座禅体験終了前の茶礼。 | ただ今座禅中! |
座禅体験の大事な本堂掃除。 | 陰徳がある便所掃除、ありがとう! | 廊下がきれいなり、心もきれい! | お母さん達はは最後の茶礼の準備。 |
座禅中、みなさん真剣です。 | 数息観で呼吸を整えます。 | 合掌すると警策を当てに行きます。 | 合掌して警策を待つ女の子。 |
下の写真は、座禅体験会の風景が、4枚スライドします。
1枚目・・・・自分から進んで、座禅に集中するため、合掌すると、警策を当てに参ります。 2枚目・・・・警策を当てている情景です。初めは痛いですが、段々気持ちよくなりますよ! |
1枚目・・・・座禅体験最後は、頭を畳に着けての感謝の一礼で、座禅体験会は終わります。 2枚目・・・・2回の座禅の合間には、それぞれ班に分かれて本堂廊下や窓拭きをしました。 |