新キャタピラー三菱株式会社 製造部　座禅研修会　日誌

　１０月１４日（土）、午前９時３０分から約２時間半の座禅研修の予定でしたが、すでにバスにて９時頃正覚寺へ到着致しました。予定を繰り上げ９時１５分頃から研修会が始まりました。当初は３０名との事でしたが、２０人の座禅研修会となり、２０代の方々が大半のようで、本堂前にて記念撮影、その後、照顧脚下、靴や身の回り品を整理整頓して合掌にて堂内へ進み、座布団の後ろで、叉手当胸にて立ち、これより告報通りの座禅研修が始まりました。当初は、本当に真面目にやる気があるのだろうか心配しておりましたが、やはり社会人、この時間だけは、上下関係を忘れ自分自身の為に一生懸命座禅研修に精進致しておりました。かけ離れた上司と言う年配の方のリーダーが来られていないにもかかわらず、若い２０人がとても纏まっていたのが印象的でした。研修の途中に入る本堂の掃除では、ガラス拭きを予定に入れましたが、一生懸命その任務を果たして頂いて有り難く思っております。一番の感想は、 前記の通り、10代？〜30代の若者達ばかりで、本当に座禅をやる気があるのか心配していたのですが、作成した座禅研修会の告報通り、住職の法話にも耳を傾け 、座禅三昧、数息観で痛みを堪え、やり終えた事にとても感心させられました。 きっと短い時間ではありましたが、充実感を得られた事でしょう！　会社、社会でのこれからの皆さんのご活躍をお祈り、期待致しております。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大智山正覚寺 　山主　合掌