2000年版解説

2000年版表紙

2000年版は2000年2月29日(火)に発売。赤ミシュラン創刊100周年(正確には101周年だが)ということで、付録として創刊号(1900年版)の復刻版が付いている。1999年版との主な異同は下記の通り。

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フランス全土で22軒
(二つ星からの昇格1軒)
パリ
[周辺部を含む]
昇格はパリ1区、パレ・ロワイヤルの一角にある"GRAND VEFOUR"。歴史を仏革命以前に遡ることのできる老舗。80年に3つ星から2つ星に降格になっており、今回20年ぶりに返り咲き。91年以来シェフを 務める Guy Martin が99年のゴー・ミヨーの年間最優秀シェフに選ばれるなど上り調子にあったことは事実。しかし、2つ星安定期間が長かっただけにちょっと意外な気もする。
パリ以外 昨年と異同はなかった。


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フランス全土で70軒
(一つ星からの昇格が4軒、三つ星への昇格が1軒、一つ星への降格が5軒、閉店2軒)
パリ
[周辺部を含む]
 昇格は、パリ8区の高級ホテル、ホテル・プラザ・アテネ内の"Le REGENCE"。ロビュションの右腕として活躍したEric Briffardの指揮下で近時評価をあげてきていた店である。  降格は、ダイアナ妃が亡くなる直前に食事をしていたホテル・リッツ内のメインレストラン、Espadon。16区のVivaroisは閉店(?)。
パリ以外  昇格は、南仏の名勝地 エズの"CHATEAU DE LA CHEVRE D'OR"、リヨン近郊の"LA ROTONDE"、ボルドー地方のポイヤックにあるシャトー・ランシュ・バージュのオーナーであるジャン・ミシェル・カーズ氏の経営になる "CHATEAU CORDEILLAN BAGES"の3店。  降格は、ブルゴーニュ地方の中心ボーヌのHost.de Levernois、同じくブルゴーニュのフルーリのAuberge de Cep、スペイン国境に近いサン・ジャン・ピエ・ドゥ・ポートのPyrenees、ピレネー地方の中心都市トゥールーズのLes Jardins de l'Operaの4店。ロワール河畔の主要都市トゥールのJean Bardetは政府機関の査察でメニューの表示内容が適正でないとの指摘を受け、罰金刑を受けたことにより、2000版では暫定的に評価保留とされ掲載自 体を見送られている。


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フランス全土で407軒
(昨年より5軒増加)
パリ
[周辺部を含む]
総数で昨年と同じ53店。 今回新たに星を得たのは、5区、6区の"MAXENCE"及び"HELENE DARROZE"。8区の"BATH'S"、"EL MANSOUR"、" LE CINQ " (ホテル・フォー・シーズンズ内)、 "W" (ホテル・ワーウィック?内)の6店。