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愛鷹山の巨石文化の実像 加茂喜三氏著「愛鷹の巨石文化」「続 愛鷹の巨石文化」 位牌岳山頂に竜神洞窟があった…? 愛鷹山ハイキングガイド開設以来、富士市地方史料調査会 新生社発行の上記タイトルの書籍についてお問い合わせを多数いただいておりました。このたび愛鷹山愛好家よりこの書籍の根拠についてご報告いただき、実際に当事者の関係者から証言を得た、とのお知らせをいただきました。昭和57年3月発行の加茂喜三氏著 愛鷹の巨石文化には位牌岳に竜神を掘る巫女がいたとされる この位牌岳頂上付近にあったとされる竜神トンネル、誰もがその写真を疑ってきたが、今回、熱心な研究によってこの竜神トンネルを掘った人物に食料を運ぶ手伝いをしたという人に聞き取りをした、という話を得ました。 この愛鷹山を龍が渡るという話は、長泉町の水神社にも伝わる話で、この水神社は昭和の初めに富士から住職が渡り水神社の背後にある滝に龍が宿るといい竜神を祀って始まったとされています。大変な偶然なのかそれとも同じ派生での話なのかわかりませんが、今から40年程前にはこの水神社でも多くの漁師衆などが集まり賑やかであったと聞いています。水神社という神社は他にもいろいろありますが、おおかた竜神を祀っています。江尾からの神谷登山道に「かぐら石」という竜に似た巨石があり、これを起点に大綱ノ道が成立したのではと筆者は考えています。第2弾でこのかぐら石を特集します。
2025年1月に撮影された位牌岳の竜神洞窟跡と思われる場所(愛好家 I氏提供)
2025.3.29
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