(東宝映画「妖星ゴラス」(1962)より)
我ながら意外なのですが、東宝特撮映画のソフトをほとんど買っていないのです。
「妖星ゴラス」が唯一の例外。LD化された時にすぐに購入しました。好きなんですね。やっぱり。
怒涛のミニチュアで魅せる南極基地建設シーンは、
日本に上陸してから渋谷を破壊しまくるまでの「モスラ」の特撮と並んで、お気に入りですし。
田崎潤演ずる園田艇長の乗るJX-1隼号がゴラス観測中にその重力に飲み込まれていくシーン。
死を覚悟した園田の背後に、おそらくはショックを和らげるために自動的に艇のコンピュータが判断したとおぼしき
背もたれ状の安全装置らしきものがせり上がってくるところとか。(って、なんのことだかわかんないですよねぇ・・。)
園田と運命を共にする、滝子(水野久美)の婚約者に一度見たら忘れられない顔の桐野洋雄(ケロニアの化けたゴトウ隊員です)。
後に改造されてウルトラQで206便を襲うことになるマグマは、ま、ご愛嬌。
そういえば、マグマにとどめを刺す、志村喬とすけべ、いや失礼池部良の乗るVTOLも、科学特捜隊で再利用されてましたっけ。
開巻すぐに「誰も見てないわよ・・」とばかり、夜の海で泳ぐべくオープンカーに乗ったままいきなり下着姿!になる水野久美&白川由美にびっくり。
「地球防衛軍」での意味の無い?河内桃子の入浴シーンに続き、この映画でも我らが水野久美サマの泡まみれなお姿が拝見できます。
「美女と液体人間」でも土屋嘉男が白川由美の着替えを覗いちゃうシーンがあったけど、お約束なのでしょうか。
この映画に文句があるとすれば、「狭い地球にゃ住みあきた」とえんえん全フレーズ歌い続けるヘリコプターのシーンくらいですかな。