全市全郡コンテスト2000
2000/10/7 2100JST - 10/8 2100JST

目 次
メンバーの結果
タイムチャート
JR8VSE
JR8PPG/1
JR9DPV
コンテストレビュー
JR8VSE
JR8PPG/1
JR8VSE
写真集
コンテストレビュー

*事前準備*

例年なら遠笠山に行くところですが、今回は少々変わったところから運用する機会が得られたので、急遽そこから運用することにしました。

とりあえず、様子見と言うことでXPOコンテストの時に下見を兼ねて運用を行いました。
飛び具合やその他の問題がないかの検証がメインだったので、コンテスト自体はおまけみたいな参加でした。
この日でわかった事は、HF帯のSWRが思ったように下がらないと言うことでした。鉄塔に干渉している様です。
通常なら高さを上げるとか建物から離すとかできるのですが、それができません。高くすると上のセクションにぶつかるし、離すにしても足場がないのでどうにもなりません。設営後はアンテナの調整がまったくできません。
垂直系アンテナなども検討しましたが、テストする時間もカネも無いので全市全郡では、アンテナの取り付け位置を変えてみる事にしました。

*で、本番*

HFのRDPは鉄塔中心部から一番離れた所に立てました。これでSWRを測定すると、21M以外は若干同調点が高いものの合格点。何故か21Mだけは同調点でSWR=2.2位で高めでした。7Mが下がったかと思うと21Mが上がってしまいました。調整のしようが無いのでチューナーで誤魔化すことに決定。50Mは特に問題なし。

*コンテスト開始*

50Mでスタート。最初の2時間はいい感じで呼ばれるが、23時を過ぎると途端にスローペースになってしまう。きっと明日は運動会なんだなと勝手に思い他のバンドをフラフラ。50Mをメインに4時頃までかんばったが、眠気と寒さで頭がぼーっとしている。ホカロン+冬の服装のつもりだったが、135m地点ではほとんど意味無し。5時半頃限界にきて、一度下に下りて事務所で休憩・・・のつもりだったが、ついつい1時間ほど寝てしまった。

気が付いたら6時半。イカン!とあわてて上って再開する。7時過ぎにあったかいコーヒーの差し入れがあったが、とても有りがたかった。
相変わらず50Mをメインに21と28の具合をチェックしながら続けるが、いっこうに開ける気配もなく9時を過ぎる。12時間経過して400局超えているので、この調子なら800局いけそうだな〜を皮算用して、50Mのオープンを期待する・・・・が、やはり何も起きませんでした。

16時〜19時はそこそこ順調にランニングできたが、局数が伸びない。

19時からの2時間は今回一番つらい時間帯だった。近隣の強い局がみんなラストスパートかけているので、周波数全域でバリバリ言って話にならない。かといって何もしないわけにいかないので、なんとかCQを連発するがだーれも呼んでこない。呼びに回っても未交信の局なんぞいるわけもなく、むなしく時間が過ぎていくだけだった。

そして21時を迎えて終了...800局に届かず673局でした

*終わってから*

やはり、イザとなったら50Mシングルにしようと考えていたので50Mメインにしてしまったが、14Mと21Mをもう少し力を入れれば良かったと思った。自分が考えていたよりも結構飛んでいた様でした。まだまだ甘いです。

50Mは北東向きと南西向きで2本のアンテナを使い分けましたが、これは正解でした。

色々協力してくれた関係者のみなさん、ありがとうございました。

JR8PPG/1


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QRZ RADIO CLUB Last Updated 2000/10/10
JR8PPG