出版に向けてのプロジェクト

みなさんの「声」を形にするために、障害児を持つ家族と特殊教育指導者で作ったプロジェクトです

2001.11.19発足/11.26書き換え

概要説明
学習障害・自閉症・注意欠陥障害などの発達障害に限らず、弱視・難聴などの、゛外見上は普通に見える障害一般゛を説明できる本が必要とされています。
゛外見上は普通に見える障害゛は一生続くものですが、幼児期の対応のいかんによって予後が全く違ってくるし、心理的なこじれを防ぐことができます。一義的な目的は、本人とご家族に対するものです。
 
  • まずは、診断を宣告されたばかりの、親御さんの不安を和らげる。
  • 自分が人と違うことに気づき始めた子どもの不安を和らげる。
  • その診断を告知される子どもに、先の見通しを与える。
そういう子どもを理解できずにいる人たちに、説明できるものにする。以下のどの段階の人にも役に立つ一般図書にしたい。
 
  1. 知らないから理解できない人
  2. 理解できれば受容できる人
  3. 理解することができない人
  4. 理解はできるが、社会的見地から受容できない人
  5. 理解の程度は問わないが、受容したが為に受容した人の責任にされたり、受容したが故に疎外されてしまっている人
当事者の視点で分類されていること
特殊教育や医療に当たる際には、専門性が必要です。しかし、(医学・教育学・心理学といった)専門的な研究がどんなに進歩しても、それが一般社会に受け容れられなければ活用できません。
これは、全く知識のない人たちに納得してもらうためには、障害の定義から入る説明の仕方は通用しないことが多かった経験から生まれた発想です。

 


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