以下に挙げる特徴を、人の関心を引く為にわざとではなく
いつでもどこでも自分の行動様式として持っているかどうか、
チェックしてみてください。
1、おちつきがない・注意力がない
- じっとしていられない、いつも目的もなく無意味に体が動いている。
- ちょっとしたことに気をとられやすく、ひとつのことに集中できない。
- 見えたもの・聞こえたものに対して、思いがけない反応をする。
- 不注意によるちょっとしたミスをよくする。よく必要なものをなくす。
- わかっているような口をきいているが、言葉の意味をちゃんと把握していない。
- あわてんぼうの早とちり。考える前に行動してしまう。
2、わがまま・がんこ
- こだわりが強く、自分で決めたことを変えようとしない。
- 人の言うことを聞かず、ひとから教わろうとしない。
- その場にふさわしくない行為を平気でする。
- 恥ずかしい、という感覚がないように見える。
- 常識がないように見える。
- 人の気持ち、人間関係の決まりごとがわからず、人の気分を損ねることを平気で言う。
- 人から好かれようと適切な・客観性のある努力をしない。
- 自分のことばかり話し、人の話を聞いていない。
- 特定のものに異様な興味を示し、常にその話題に終始する。
- 行動を時間で区切れない。夢中になると他は一切眼中に無くなる。
- 人の立場に立てない。仮定・想定する力が弱い。
- 他人が見たら・聞いたらどう思うかという観点がない。
- 融通が利かない。状況に応じた対応ができない。
- 決められたこと・予定通りでないと行動できない。
- 逆に、いったんこうと決めたことは、やらないと気がすまない。
- 短絡的な決めつけが多く、単純な結論を出してしまう。
- 極端に親密か、よそよそしい人間関係しか持てない。
3、パニックを起こしやすい
- ちょっとしたことで気が動転して大騒ぎする。
- その際、常識的でない異常な行動をする。
- また、そこから立ち直れず、いつまでもあとを引く。
(普通では考えられないようなことが引き金になる事が多い。)
言葉に遅れが無い場合、上に書かれているようなことは、ただやっかいな性格というだけで、仲間内では“あいつはそういうヤツだ”ぐらいにしか思われていない場合が多いでしょう。
問題なのは、『相手が意図した通りの行動や学習ができない』という理由で集団からはみ出してしまったり、自分自身が周囲との違和感を感じて自ら集団から離脱してしまう時です。
こうした社会性のなさを理解できる人にめぐり合えなかったばかりに、せっかくの力が発揮できないばかりか、うつ状態になってしまったり、自分を“悪い子”だと思いこんで反社会的な行動に走ってしまうこともあります。
"人と違うことは決して悪いことではありません"
人と違ったものの見方・感じ方ができるというのは、素晴らしい才能です。
歴史上の偉大な発明や発見をした人・優れた作品を残した芸術家の多くはこういう困った人やはみだし人間でした。こういう人を受け入れにくい社会には進歩も発展もないのです。
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