みんなといっしょにできないことを、

けっしてバカにしないでね!

ぜったいに、

いじめないでね!

でも、忘れちゃいけない。

みんな、もとはオタマジャクシだったことを!

いきなりカエルになったんじゃないんだよ。

発達障害を持つ子どもたちは、外見上、普通の子どもたちと何の変わりもありません。

子どもたちは、ちょっとでも違っている子がいると、いじめたり非難したりします。

そして、本人自身も、「自分も同じにしないといけない!」と強く思い、

できない自分を「ダメなんだ」と思ってしまいます。

こういう子どもを育てることは、そういう社会との闘いです。

と同時に、本人たちの「こころ」との闘いの連続です。

多くの人と同じでないことは、「悪い」ことでも「ダメな」ことでもありません。

ただ、一人一人に合った方法と、支援を必要としている子どもたちなのです。


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