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2004.5月の日記

05/31 21:20 よくASをたちどころに治す薬が欲しいと人は言うが、私は、“これを飲めば、人のすべての現象を発達障害的な視点で見ることができる薬”が欲しい。そしてそれを、世の中の人全員に、特に自分の近くにいるすべての人に飲ませてやりたい。
05/30 09:44 ↓の不快感を消すために頭の中で自然に回り始めた音楽が、なぜか♪HANABI♪(浜崎あゆみ)なんだけど…。私が叫んでどーする。
今日は、声は聞こえてくるものの泣いてはいない。誰かが、一回怒鳴った。
05/29 22:28 長男は、今日初めてのことをたくさんやって無事に帰ってきた。デジカメには、とってもまともな写真がいっぱい写っていた。
↓の騒ぎに加え、月末・月初め・PTAの仕事・他のあれやこれや、とにかく何が何だかわかんなくなってる。いったい今日は、何をするはずの日だったのか? 昨夜突然、長男が床屋以外に出かけることになり、今朝突然、お墓の花を換えてくるように言われ、そこからもうごちゃごちゃになってしまった。

でも、せっかくだから、今から写真をパソコンに取り込んであげる。他のことは、とっても処理できる状態ではない。
05/29 22:05 せっかく、精神衛生上の理由から光くんを見ないことに決めたというのに、今、光くんとほとんど同じ状態の子どもがすぐ隣にいる(注:何らかの問題があることは確かだが、それが特定の何かであると断言しているのではないし、そのつもりもない)。この状況で、私が平静でいられるわけがないではないか。(そのことに全く理解を示さなかった人に言いたい。それでもプロか!?)
今日は幼稚園が休みで、一日中泣き叫ぶ声が聞こえていた。すぐにでも飛んでいってやりたいのに、何も言うことさえできない。とりあえず、いざという時に使えるようにと、カエルの本を手配。(Amazonでワンクリックしてしまった。)
声が聞こえてくる度に注意が向いてしまうし、気になって気になって今日一日なにもできなかった。いや、一日かけて全く無駄なことを必死になってやってしまった。さっきごっそり削除したところ。この不快感は、音では消せない。体を揺する。早く寝る。(幸いなことに多動と睡眠障害はないみたいだ。いつも夜には静かになる。)

誰か、早く気づいてあげて、お願いだから!
別に、その子が何かだとかそういうことではない、どうすればいいか教えてやって欲しい。(できれば、聞きに来て!)
05/29 10:36 長男
今日はなんと、今、一人で床屋に行っている。例の、安くて・早くて・余計なことは一切言わない床屋。(電車代を入れると高くなってしまうけど、近所の小うるさい床屋に行くよりずっといい。今日は携帯電話を持って行けるので、既に指示を求める電話が二回来た。)
そしてその後、高校の友だちとお約束がある。高校に入ってからの友だちなので、当然、近所ではない。学校の近くまで電車とバスで行く。もちろん、一人で。用件は、バスの営業所見物。世の中にバスオタクなんていうジャンルがあることを私は知らなかったが、インターネットで情報収集し、バスターミナルでたくさんのバスを見、バスに乗って学校に行き、バスオタクの友だちがいる。素晴らしいではないか。
ついでだが、中間テスト。小学校の社会と理科(生物のみの時)以来、久々に高得点のついた解答用紙を持って帰ってきた。中学の時は一度もしたことがなかったが、にこにこしながら見せてきた。
05/28 15:05 次男の難聴、本人はリタリンを飲むとすっきり聞こえるというので一度飲ませて検査をしてみたが、変わりはなかった。治りが悪いのと検査結果にばらつきが多いので、耳の奇形などがないかどうか確かめるためにMRIをとることになった。
05/28 15:00 長男
あれだけ苦労してさせるようになった目薬。今では、「医者がくれた薬が効かない」と他の薬に変えてみたり、「この薬は効くから」と、1時間おきにさしてみたり。ちょっと前まであんなに苦労していたのが、信じられない。
好きな電車に乗りたいから、好きなバスを見るからと、5時半に起きて6時過ぎにでかけたり、バスのプラモを一人だけでこつこつ作ったり、遠足に持たせたデジカメでぶれていない写真を4枚撮ってきたりと、すごい進歩。(まっ、世間的には何も進んでいないと言われるだろうけど…。)
机の中の物は下校時にすべて持ち帰りなので持ち物管理をしなくてよく、個人指導が行き届いているので不注意をとがめられずにすむ環境(つまり、ADHD対策はバッチリ)、校則が実際に遵守されている環境(つまり、構造化されている)で、できないことを責められることもない学校が、ぴったり合っているようだ。

次男
最近、本人の思い込みと中途半端な理解に私が振り回されることが多くなった。さすがは高学年。自分なりに覚えてきたり、自分の考えで行動したりすることができるようになったので、こういうことになる。
(長男の時は、自分の考えと人に言われたことのどちらに従ったらいいかわからなくなったり、両方を遂行しようとしたりしてパニックを起こした。決められなくて2〜3時間ぐずぐずなんて当たり前だった。自分の考えだけで行動して、とんでもないことになったこともあった。それに比べれば、穏やかなもの。)
05/28 14:25 ↓の件、本当に見なかった。たぶん、来週も観ない。日テレ ホームページの予告やあらすじを見るとそれだけで苦しくなってくるので、見た人からどうなったか聞くだけにする。
学校の先生から「観て感想を聞かせて」と言われたので観なければならないと思っていたのだが、医者が「義務にすることはない」と言った言葉の方を“行動を指示する有効な記憶”に差し替え。やっと解放された。
(ちなみに、「本を買って紹介すること」からも解放されているので、必要に迫られて買った本を掲載するだけにしている。)
05/26 19:27 朝見たホームページの予告だが、「なんでこう、わざわざパニックを起こさせるような強引なやり方をするのだ!」と、怒らざるを得ない。そういう状況を作ることがドラマであり、そうやって感情を動かして感動を作り出す人々のあり方が許せない。
「パニックばっかり起こしていた子が、これこれこういうことがあってパニックを起こさなくなりました。」
とか、
「パニックを起こすので無理だと思っていたのに、自分から参加してみんながびっくりしました。」
なんていうのは、××ダメダメ!である。

始めから、「パニックを起こす状況を作らせない」「自閉症児・者特有の参加の仕方を用意する」でないといけない。
05/26 08:35 えっ、今日は運動会の話。しかも、わざわざ光くんにパニックを起こさせる展開。見たくない。
明日はお弁当だし、本当に見ないかもしれない。
05/23 17:29 世界中の人たちが、とてつもなく感情的になっている。
人は感情豊かであることが幸せであるかのように価値観を押しつけてくるが、こんなに感情的になった人々を観ていると、この上ない不幸に向かっているとしか思えない。
05/22 17:28 まっ、ドラマの方は、先生が異動しないように、あさがお学級が廃止にならないように、父兄全員で署名運動をするという展開になるかもしれないが(←あくまでも予想)、そうなるとしたらそれは本来おかしいことです。
学校の先生が“教育のプロ”であるのなら、あの先生と同じくらいのことは知っていて当然です。
05/22 15:55 ついでに、空気浄化・抗アレルギー・肝機能を高めるという木も部屋に置いてみている。それから、脂肪を効率よく燃焼できるピッチを教えてくれる歩数計を使って、一時間ごとに室内でウォーキングを実行中。

今週放送分の感想:自閉症と一言言えば分かってもらえる社会を作るためには、自閉症は一人一人違っていることを誰もが知っている社会にしなければならないということでした。自閉症児・者同士で比べられるって、一番辛いことだ。
05/17 08:52 まだ確定したわけではないが、電磁波を吸収するサボテンって、本当に効いているみたいだ。頭痛が止まった。
(備長炭はほとんど変わらなかった。トルマリンは、最初の半日だけだった。でも、サボテンはずっとみたい。)
ちなみに、今話題になっている電磁波過敏症だが、私は前から知っていた。それで、最初のパソコンはわざわざ廊下に置いたのだった。でも、廊下は冷えるし、仕事もしにくいので、自分の部屋で使えるノートパソコンを買うことになった。)

ついでだが、私は化学物質過敏症もあるので、電気蚊取りが使えない。除虫菊の蚊取り線香を使っている。
しかし、次男は除虫菊の成分にアレルギーがある。そのため、次男のいない昼間の間に子ども部屋の蚊取り線香をつけておき、次男が帰ってきたら、蚊取り線香は私の部屋でのみ使用する。本人は、虫除けスプレーでガード。

今の時代、五感以外の過敏・鈍感も、考えなければ。
05/17 08:40 昨日は、午前中、子ども会の用事があった。午後は、連日の外出の疲れから、昼寝してしまった。バテているので、なるべく早く寝ようと思っていたら、何と次男がお風呂場のドアの掃除をしているではないか!
ゴミが散乱していたり、整理整頓ができずに散らかっていることは全然気にならないが、汚れているのはとーーーっても気になるそうだ。(担任の先生に、「気がついたことは、人に言われる前にやりなさい。」と言われたとのこと。また、家庭科で、家の衣食住の手伝いのことをやるそうだ。←はて、長男も同じことを学習したはずなのだが、その時は家の手伝いを調べただけだったような気が…。)
バテていて早く寝たかったのだが、次男がお掃除しているのに自分が寝てしまうわけにもいかないので、一緒にお掃除した。もちろん、年末に買った“スーパー汚れ落としシート”を使ったのだが、私の筋力ではとっても取れないようなガス台のこびりついた油汚れを、キレイに掃除してくれた。(もしかして、トンビ一家のタカ?)
ガス台がとってもキレイになったのは、10時をとっくに回った後だった。その後、ブロックやらミニカーやら工作の作品がいっぱい転がっているごちゃごちゃした部屋の、ごちゃごちゃした布団の中で、おねんねあそばされた。これってもしかして、闘値の問題?
05/15 23:07 長男は電車&バス好きの友だちと約束して、次男はインターネットで調べて、ホビー・オタクのイベントに行くことになった。で、長男は電車に乗って一人で無事に行けたのだが、私の方が会場を間違えて、次男を鉄ちゃんのイベントに連れて行ってしまった。 アレレレ!?(・_・;?
それっぽい人がいっぱいいた鉄ちゃんのイベントに行って、実は私は密かに喜んでいた。電車の模型が会場上を走っているなんて、素晴らしいではないか!←お金と時間とジオラマを飾る場所がないので、普段は、鉄道模型なんてこの世に存在しないことにしている。(注:私は鉄道マニアではないが、鉄道模型は好きである。本物の電車を見て、「まるでNゲージが走っているみたい!」と、感動している。←逆じゃん♪)
といっても、次男は、当然のことながらぶりぶり怒ったので、早々に引き揚げてホビー・オタクのイベント会場に行きました。二人とも、今日はとっても機嫌がいい。ちなみに、私一人では、決してあんなに人がいっぱいいるイベントになんか行こうとは思わない。朝、二人とも病院に行かなければならなくて、強行スケジュールだったし…。(体力がもってよかった♪)

ちなみに、今日は、インターネットで調べてプリントしたものをおばあちゃんに見せて「ここに行ってくる」と言って出かけた。それが新聞に載っていたということで、帰ってからおばあちゃんが話しかけてきた。
あれっ? 休みの日にみんなで出かけてしまうことが不満なのではなく、どこに・何しに行くか分からなくて心配していたのかな、と思った。二人ともイベントでお得な買い物をして楽しそうにしている様子を見て、「いい買い物をしたね」と喜んでいた。それから、長男が車(といっても、本当はバス)好きなことも、知っていた。←お風呂に行く時に、長男がバスや電車をテーブルの上に置いて眺めているのを見ているらしい。 w(゜o゜)w おおっ!!
05/13 10:52 ついでだけど、大事なこと。

ドラマなので、自閉症=写真でコミュニケーションになってますが、写真を使うと背景に映っている物に注目してしまったり、露出の具合で影ができたり人の表情が違ったりするといったディテールにこだわってしまうこともあるので、みんながみんな写真でいいというわけできはない。
実物を使った方が良いこともあれば、記号やマンガ化した絵やサインを使った方が良いこともある。また、実物を使うとその物にこだわる、記号を使うと意味が覚えられないこともある。

も゛〜お、ほんとに、ドラマは世話が焼ける。
05/12 22:51 あのなー、発達段階も認知の特性も違う自閉症児を比べるなよなー! アホ!←ほーんと、イライラする。
も゛〜、毎回毎回、光くんをいじめるな。かわいそうで、見てられない。
05/12 22:45 今日は、あれやこれやいっぱいあったので、本当に疲れた。こんな時にドラマを観るのは、ほとんど拷問に近い。相変わらず、「どーしてこーしない!」「なんで、これに気づかない!」と、次男を相手に叫んでいる。
それにしても、大人も子どももでっかい声でキーキー言うので、光くんだけでなくて私もかわいそうだ。
05/10 23:02 目薬のおさらい。

本人は、「目を開けていられないのでできなくなった」と言っていたが、目の前でやってみるように指示して観察したところ、原因は薬の容器が押せないことだと分かった。
そこで、まず、目薬の容器が目の真上にあるとどんな風に見えるか確認させた後、洗面所で他のアレルギー用の目薬(いっぱいあるので)を押す練習をさせて、その感覚が残っているうちにやるようにしたら、できるようになった。
夕食後に↑をやった。寝る前の点眼は、一人でできた。(^-^)//""パチパチ
05/10 17:18 長男
 学校についていっているかどうか、中間テストの結果待ち。「学校でしっかりやっている分、家で好きなことをやっていてよい」ということで、調子に乗ってだらだらになってきているので、家でやることを少し増やす予定。
 それでも、4月は、忘れ物をすると学校にたどり着けなかったり食券が買えなかったりするという緊張感があったし、持ち物のチェックだけでけっこう時間を食っていたのだが、学校に慣れてきて余裕ができた分を埋める必要が出てきたようだ。
 家に帰る時間は、中学の時とほとんど同じだが、2時間かけて帰ってくるために疲れている。そこでエネルギー補給をお菓子でやってしまうと、まともなものを食べなくなってしまう。というわけで、私も生活リズムを変更。まだ落ち着かない。

次男
 昨日は、母の日ということで、いつも自分が工作活動に使って汚している2階の手洗い場の掃除をしてくれた。夜遅くまで、こそこそ何かやっていると思ったら、紙粘土で作ったキャラ人形をプレゼントしてくれた。今、ちびギャラのフィギアの中に、見事に並んでおさまっている。
 宿題の計算ドリルを前にほっぺたをふくらませてため息をついていたので、持っていたカエルの人形にむかって「○○ちゃんは、割り算ができなくて不機嫌だ!」と叱ったら、イライラがなおる。
 なぜか、『いとし君へ』が、マイブームになっている。どうも、藤木直人を他のお笑いタレントと見間違えていたらしい。さすが、ウチの子!(そういえば、その前の『プライド』は、長男のお気に入りだった。何がいいのか、ワシにはわからん。 \(−"−)/)
05/10 07:59 ただいま、目薬スランプ中。   (‐.‐"")ふぅ"

昨日の3回目から、できるようになったと思い込んで感覚を忘れてしまったようだ。できるはずなのにできなくて、パニックになっている。(4回目は寝る時間が遅くなってしまうので諦め、今朝は私がさした。)
現実はドラマじゃないので、一度できたからといってみんなでパチパチ手を叩いて、メデタシメデタシでは終わらないのじゃ!
05/09 22:01 自閉症の人って、生活習慣としてはなじんでも、精神的には“どこの家の人にもならない人”なんじゃないかなと思う、今日この頃。しかし、周りの人たちが自閉症の自閉症らしさを呑み込んでくれさえすれば、自分の気持ちと都合を押しつけ合っている地球人より、よっぽど平和である。
で、最終的には、「できる人がいない」「金がない」というところに行き着く。『光とともに…(5)』の展開も、そうなって行ってるし。
05/09 10:45 『光とともに…(5)』を読んで、ストレス。なぜかというと、みーんなが350円で売っている雑貨品の万華鏡をおみやげに買ってくるから。
ワシは、1000円の、ガラス棒が固定されたヤツが好きなのじゃ!→
05/09 09:10 昨夜の2回目の点眼は、一発成功だった。それで、ご褒美にこの子→を一晩貸し出し。
今朝は、やっぱり感覚を忘れていて30分かかった。
05/08 22:02 なんと、点眼器が夕方に届いた。眼薬を点眼器に装着すると眼に近くなりすぎて、ほんのり白く見える口からいきなり液体が落ちてくることになってかえって不安ということだった。目薬と眼の位置関係を分かりやすくしたという役目だけを果たし、結局、点眼器なしで格闘すること1時間半、なんとか一人で眼薬をさすことに成功した。
長男の場合は、状況も、その薬が治療のために不可欠なことも、できないと自分が困ることもすべて理解していて、身体と感覚の問題だけなので、感覚(固有覚)をつかみかけたらその日の内に一気にやる。1時間半という時間も、錠剤が飲めるようになった時のことを思えば、標準タイムである。
05/08 21:51 読み物にすると、感覚の問題や選択的注意の指向性の問題による混乱と求心性のなさを克服するストーリーになって、“かかわり方”の違いが忘れられるか、“こだわり”の世界に生きていることが強調されて身体的な特異性が忘れられるかのどちらかになりやすい。
どうやら、「自閉症という混沌から救出した話」か「自閉という世界に暮らす天使の話」にしないと、観ている側が落ち着かないのかも。 §* ̄- ̄)ふ〜む
05/08 17:43 ちょうど、ごちゃごちゃしている真っ最中に来たために、どこかにまぎれ込んでしまっていた『光とともに…(5)』が見つかり、今頃読んでいる。
道順を変更できなかった光くんが、駐車場のPのマークにつられて道を変えられるようになったところを読んで、NHKのドラマに出ていたトンネルでパニックを起こす青年のことを思い出した。なぜかというと、光くんは、{認知−概念−言葉}のつながりに困難があるタイプで、それらの問題が解決していくことがドラマになっているということを、強調しておかなければいけないと思ったから。
トンネルがだめな場合は、音・闇・ライト・閉塞感・圧迫感といった感覚的な問題が絡んでいる可能性を考えなければならない。同様に、道順の変更ができない場合も、先の見通しがきかなくて覚えた通りの道以外を行けないことだけではなく(つまり、見通しがつけば道を変えられるとは限らず)、感覚的な問題の可能性も考えられる。そうでなければ、自分なりの法則を作っている。
単に“こだわり行動”とまとめられてしまうことが多いが、厳密に言うと単なる“こだわり”は最後のものだけ。

普通の人は、子どもの行動を見て、こういうことがすぐに思いつかないので苦労しているのかぁ、と分かるようになってきた、今日この頃である。
05/08 14:45 目薬をさすためのグッズは、たぶん明日着だろう。

眼科は、問診票にばっちり「自閉症で触覚過敏がある」と記入し、待っている間にカーテンが開くたびに診察室の中に設置してある器具などをよく見せてから臨んだ。「望遠鏡を当てても平気だから、大丈夫」と言っていた。
なんのことはない、今はあごを乗せるだけで、眼には直接触れずに診ることができる機械があり、同伴者にも見れるようにモニターも置いてあった。単なるアレルギーではなく、炎症を起こしているということでステロイド剤の入った目薬が処方された。
目薬をさされることは、一週間やっているのでもう慣れた。せっかくの機会なので、目薬さしを使って、一週間の治療期間に自分でも目薬がさせるように練習する。恐くて目を開けられないとか、薬がうまく落ちる位置に目薬を持っていけないとかいう単純なものだけではなく、皮膚感覚に難があってはみ出た薬がどこに流れているのか自分では全く分からないという問題もあるので、一週間でできるようになるかわからない。(とりあえず、目薬をさしてもらうことができるようになっただけでも、一歩前進。)
05/06 15:10 ついに、長男が一人で目薬をさすための補助具を探すことにした。近くに『王様のアイデア』かなんかがあれば簡単に手にはいるのだろうけれど、あいにくと近所のドラッグストアには置いていなかった。介護用品の扱いだそうだ。他にも必要なものがあったのでインターネットで注文。
介護用品といえば、ついでにフチが丸くてすくってもこぼれないお皿を頼もうかとも思ったが(とーぜん、不器用な長男のためだ)、まだまだ諦めるには早いと言うか、まだ諦めてはいけないと思ってやめた。

どうやら、眼科に行かなければならないようだ。学校を遅刻・早退するのはいやだというので、決戦は明後日。触覚過敏と触覚防衛の強い長男を眼科に連れて行くなんて、想像しただけで憂鬱である。
05/06 14:59 普通はあんなにドラマティックにやらない。もっと地道にコツコツやる。
それから、細かいステップを抜かさない。

もっとも、現実でも、自閉症児が変わる瞬間というのは確かにドラマだ。(でも、次の日にはまた振り出しに戻っていたりする。)
そして、現実は、起承転結も伏線も終わりも報いも観客も感動もないドラマ。
05/05 22:52 ドラマだから仕方ないのは分かるが、「なぜにこんな強引なやり方ばっかりするのか!?」と思ってしまうようなシーンばっかりで、かわいそうだ。光くんが。
今日から周りの子どもたちの様子が変わる話なので、次男も寝ずに公然と観ている。昼間、「君は、一生付き合っていかなければならないのだから」と言ったら、「ドラマなんか観なくたって、ここに恐ろしい本物がいる」と答えていた。恐ろしいというのは、実感ですな。

どーでもいい先生の話になってくれた方が、観るには気が楽だ。←もっとも、それだけの話なら、絶対に観ないけど。
05/05 17:56 “こどもの日のおでかけ”といっても、「バスの写真を撮ること」と「ミスタードーナツのミスター飲茶を一度食べてみたいこと」と「ミニカーを探すこと」が目的。

だが、

  行く・行かない
  西に行くか・東に行くか
  目薬をさす

で、
それぞれ数時間。

こうなることはわかっているので、上の二つを昨日の内にもめさせておいた。今朝は一番下の目薬の騒ぎだけ(一人でさせなくて、結局は私がさした)にさせて、何とかゴールデンウイークの最終日の移動を、電車の座席に座れる時間帯にすませることができた。
05/04 22:30 わたし そうだ。ワシは、チューブをせっせと回して肩の筋肉をほぐすという大仕事をしていたのだった。
        └(・-・)┘┌(-.-)┐└(・。・)┘┌(-.-)┐
05/04 21:00 次男 明日は「こどもの日だから、どこかへ連れてけ」と言うのはよくある言い分だけれど…。おばあちゃんに向かって手を振って「明日はこどもの日だよ〜」とアピールし、小遣いをもらおうという魂胆にはびっくり。( ̄ェ ̄;) エッ?
あれっ? ところで、私はいったいこの連休に何をする予定だったっけ?
05/04 13:56 長男 無理な勉強をしなくてよくなり、学校でしっかりやっている(はずな)分、家では好きなことをやってよくなった長男、のびのびと連休を過ごしている。とはいえ、きっちりワクを作ってから自由行動にしてやらないと、電車の音は大きくなるし、際限なく崩れていくことに変わりはない。で、今、際限なく街作りに励んでいる。(といっても、ジオラマではなく、相変わらずブロックにポケモンのフィギアにミニカー使用。←かれこれ10年はやっている。)

次男 その長男が学校で商業デザインの基礎を習うより先に、なんと次男の方がポスター作りに懲りだした。好きな画像をコピーしてWordに貼り付けて並べていたので、今日は『花子』を98に入れてあげた。とはいえ、すでにいっぱいいっぱいの98君なので、何度も入れたり削ったりを繰り返して、最低限の必要なプログラムを使えるようにした。もともと、何でも、自分で勝手にどんどんやってしまうので、一から教えなくて済むが、うまくいかないとぶりぶり怒るのでやっかいである。

わたし もともと、顔文字はあまり好きではない。しかし、携帯電話に入っていたものを流用している内に、適度な使い方をすれば、顔文字は「何か言いたい気持ちはあるのだが、能力的に言語化できない感情を表現するために有効なツールである」ことを発見。そんなわけで、はまっている。(でも、無意味に長いのと、自己満足的な力作の顔文字は、NG。)
ちなみに、今日の気分は |(−_−)|ヘイテンチュウ!
05/02 22:00 今月から、長男に帳簿の記入を少しずつやってもらうことにした。今月は、領収書を見て日付・金額・相手先を伝票に書き写す実習。
今日は、その長男が眼瞼炎になったらしいので抗炎症剤入りの目薬を買ってきて治療しているのだが、かゆくて大騒ぎ、目薬をさすのに大騒ぎ。日常のたわいのないことが、なかなか終わりにならない。
05/02 18:01 私が疲れているところにもってきて、近くに適当なスポーツ施設がないので、このままではウチの子どもたちがこれから生きていくための基礎体力がつけられないのではないかという危機感を持っている。かといって、犬を飼って散歩というわけにもいかないし、ルームウォーカーを買うわけにもいかないので、3人それぞれが万歩計を持って、それぞれの目標を目指して体を動かすようにしたらどうかと考えている。(従って、万歩計の種類もそれぞれ別。)
私の肩は、整形外科的には何でもないし、医者なんか全然当てにならないことも分かったので、チューブを持って伸ばしたり剣道の素振りをやったりして、無い筋力に負担をかけずに養生していこうと思う。
しかしそれ以前に、「○○まで付き合ったら、いい加減におさらばしたい」という希望しか持てない現実が変わってくれないことには、あんまり意味がない!
05/02 17:48 発達障害の子どもを持つ発達障害の父親が、子どもの思春期を乗り越えられずに悪あがきしているのは、単に発達障害の問題だけではない。
家長制度の元にあった{父親=偉い}という儒教思想が生半可に残っているところに{男=仕事=金=偉い}という経済的な図式が上乗せされて、人として人を育てる父親としての心が全く育っていない。そこを子どもは敏感に感じている。しかも、その子どもの発達障害を父親は見抜くことができない。双方の心に、「自分は理解されていない」「大事にされていない」不満が渦巻いている。
05/01 18:26 今日は、ゴールデンウイークのお出かけをするのに次男が病院に行かなければならなかったので、長男と別行動になった。後から長男に「駅に行くように」と連絡したら、「自転車はどうする? お金はどうなる?」と聞くので、次男は怒ってしまった。
分かっていると思うようなことでもいちいち説明しなければならない。慣れている人なら何でもないことなのに、そういうところが燗に触るらしい。それが文化摩擦。

使用している顔文字は、以下のソフト・サイトから拝借しています。

。" ゚☆,。・:*:・゚★o(´▽`*)/♪Thanks♪\(*´▽`)o゚★,。・:*:・☆゚"