調べた限りで、ロシアや東欧にりんごのことわざが多かったのは
やはりりんごの発祥地がそのへんであることと関係しているのでしょうか。
日本のりんごに関することわざは、りんごが入ってきたのが明治時代と
新しいこともあって見つかりませんでした。
一日に一個のりんごは医者を遠ざける(イギリス)一日一個のりんごで医者いらず、寝る前のりんごで医者がやせ細り、とも。しかし、昔は一日一個のりんごを食べるのは不可能だったのではないか、とも言われますが…毎日のりんご一個は医者の費用を節約できる(スペイン)上に同じ。赤いりんごは虫食いりんご(ブルガリア)真っ赤に熟れているように見えるりんごは、かえって中が虫に食われて腐っていることがある。美貌の女性でも心が腐っていることがある。赤いりんごと敵の友情を信じるな(タジキスタン)外見だけで判断するな。赤いりんごだが、芯は虫食い(ウクライナ)見た目ばかり良い。綺麗なりんご、中に虫(エストニア)外見の美しい人は、隠れたところに人を傷つけるものをもっていることがあるということ。女性に用いられることが多い(う〜ん)。日本の「綺麗なバラには刺がある」と似た意味。りんごは木から遠くへは落ちず(フィンランド)親より飛びぬけた上出来の子供はいない。「蛙の子は蛙」に近い。りんごの実はりんごの木から遠くへは転がらない(リトアニア)子供たちは多くの点で両親によく似ている。りんごの実はりんごの木から遠くへは落ちない
子供は親に似るものだ、血統は争えない。上に同じ。 |