イントラネット電子会議室 Ver1.0
システム管理者用説明
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◆ ご利用の前に ◆
Fox Object Request Brokerとそのシステムを利用して動作するアプリケーションを実行したために、利用者に損害が発生しても製作者および配布者は一切の責任を負いません。この条項をご確認いただき使用責任者が承諾した場合のみ当システムの利用を許諾するものと致します。
当システムを製作者に無断で複製を作成し配布したり、ネットワーク等の媒体に転載することを禁じます。
製作/著作: Bytedatum Comp.Lab. (バイトダタム) Nobuyuki
Ichioka
E-Mail ID:bytedatum@mua.biglobe.ne.jp
Home Page URL:http://www2u.biglobe.ne.jp/~objxbase/index.html
◆ 電子会議室システムのしくみ ◆
当会議室システムは Fox Object Request Brokerが提供するActive Documents Technologyを利用してMicrosoft Internet Explorer上で動作するイントラネットアプリケーションオブジェクトです。動作にはクライアントに Fox Object Request Brokerがインストールされている必要があります(サーバにはインストールを行う必要がありません)。[Fox Object Requesr Brokerに添付の説明をご参照下さい]
ネットワークはWindowsネットワークもしくは、サーバのみLinuxがご利用頂けます。LinuxサーバについてはSAMBAにより各クライアントがフルアクセス出来る環境の構築が前提となります。また、Webサーバシステムが動作している必要はありません。
当システムを設置するディスクは投稿記事総量にもよりますが、5メガバイトもあれば十分だと考えられます。ディスクはサーバに置く必要は無く、利用時間帯に電源が入っており、ネットワーク利用者からアクセスできる位置にあればどこに設置してあっても構いません。
当会議室システムは投稿記事内容について暗号化を行っておりません。
※ Microsoft Internet Explorer以外では動作しません。(IE4.0以上)
【システムの構成】
当システムは以下のファイルを圧縮形式で配布しております。
ルート | 内 容 |
palegray.gif | html説明文用画像 |
alertdlg.jpg | html説明文用画像 |
delcont.jpg | html説明文用画像 |
dispcont.jpg | html説明文用画像 |
editcont.jpg | html説明文用画像 |
meetgate.jpg | html説明文用画像 |
password.jpg | html説明文用画像 |
search.jpg | html説明文用画像 |
sendadd.jpg | html説明文用画像 |
sendnew.jpg | html説明文用画像 |
manual.htm | 会議室システムユーザ用説明HTMLファイル |
meetroom.htm | 会議室システム起動用リンク記述HTMLファイル |
readme.htm | このファイル |
meetroom.app | 会議室システム メインアプリケーション |
topics.dbf | 会議室名カスタマイズ用データファイル |
サブディレクトリ | |
logs\room1\rooms.dbf/.fpt | 第1会議室コンテンツ内容 |
logs\room2\rooms.dbf/.fpt | 第2会議室コンテンツ内容 |
logs\room3\rooms.dbf/.fpt | 第3会議室コンテンツ内容 |
logs\room4\rooms.dbf/.fpt | 第4会議室コンテンツ内容 |
logs\room5\rooms.dbf/.fpt | 第5会議室コンテンツ内容 |
backup\〜 | バックアップファイル出力用 |
【ファイルの設置方法】
専用ディレクトリ下で圧縮配布から解凍した状態でそのままご利用頂けます。ディレクトリはこのファイル群のみを設置する専用のものにします。
会議室構成を複数設置したい場合は、それぞれ同じように他の名称の専用ディレクトリを作成し配布ファイル群を設置します。
会議室システムを設置したディレクトリはフルアクセスに設定しておく必要があります。Linuxサーバ上に設置する場合はSAMBA経由でアクセスするように設定します。
【会議室システムへのリンク方法】
会議室システムを起動するためのHTMLページ
[meetroom.htm]が同梱されていますが、このページはユーザがカスタマイズできます。制限はmeetroom.appと同じディレクトリに設置することだけです。
イントラネットが稼動している場合は、meetroom.htmへリンクを貼るだけで良いです
【管理者IDおよびパスワードのカスタマイズ】
ゲートメニューのタイトル部分に管理者用メニューがありますのでそこをクリックします。IDとパスワード入力ダイアログが表示されますので、それぞれ[root0001]と記入します。ID/パスワードとも同じです。管理者メニューが起動しましたらパスワードをカスタマイズします。
【管理者メニュー説明】
管理者メニューは以下のようになっています。
@
管理者用メニューを終了します。管理者用メニューで変更を行った場合、いったん会議室システムを終了し再度起動します。再起動後変更が反映されます。
A
電子会議室のメインタイトルを設定します。[変更を登録]ボタンを押します。
B
このボタンを押さないと会議室のメインタイトルの変更は反映されません。
C
各会議室の名称を記入します。1パッケージあたり5つの会議室が設定できるようになっています。会議室名称を記入しない(無記入)会議室は、メインメニューに表示されません。ここの名称を無記入にしても既に有るこの会議室への記事は削除されません。参加者が記事にアクセスできなくなるだけです。
D
各会議室の記事について削除作業を行う画面に移動します。
E
各会議室の名称変更にあたりこのボタンを押さないと、反映されません。
F
会議室の記事をテキスト形式でバックアップファイルに出力します。出力ファイルは各ルームディレクトリ名にバックアップした日時が付加されたファイル名称でbackupディレクトリー下の各サブディレクトリーに出力されます。
G
会議室へユーザが入室するときに記入するパスワード(半角8文字以内)です。ここを無記入にしておくとメインメニューのパスワード入力フィールドは表示されず、自由入室可能な公開会議室となります。
H
ユーザパスワードの変更はこのボタンを押さないと反映されません。
I
管理者パスワード(半角8文字以内)の変更用です。
J
このボタンを押さないと管理者パスワードの変更は反映されません。
【記事の削除について】
投稿者の記事をコメントツリー毎に削除することが出来ます。なを削除後の復活は出来ません。
B
会議室の記事を総て削除するときにこのボタンを押します。記事は@で表示されている会議室の記事内容についてのみ全削除するもので、他の会議室には影響がありません。
C
削除したい議題をクリックして指定します。
D
下の内容表示欄に出ている記事のコメントツリーを削除します。
【会議室運用にあたっての注意点】
会議室を設置したディスクの空き容量については常に留意してください。アプリケーションでは1コメントツリーあたり32キロバイトを超えますと新規投稿を行うよう推奨します。また、1記事あたり8キロバイトの編集容量にエディターを制限してあります。ディスク容量が残り40メガバイトを切りますと会議室への投稿が出来ないようになっています。バックアップについては容量制限を確認しておりませんのでご注意下さい。
この会議室システムは投稿内容についてフルアクセスディレクトリーに設置したデータファイルに保存してあります。また暗号化処理を行っておりません。よって会議室にパスワードを設定してあっても内容を直接読むことが可能ですのであらかじめご理解の上ご利用下さい。ユーザ間で信頼関係の成立したイントラネットでの利用を前提に設計してあります。