★9月22日★

大相撲は今日が千秋楽、若手の活躍もあって今回もずいぶん楽しませてもらいました。
場所中に貴景勝の引退発表があって、休場したときにもしかしたらと予感がありましたが、その通
りになってしまいました。幕内では大の里の優勝で大関の可能性が大きくなり、十両では尊富士の
優勝で幕内復帰になりそうで、新旧の入れ替わりが目立った場所でした。
最近、私は翠富士に注目していて、小柄ながら力強い取り口が面白くて期待をしています。今場所
は千秋楽で負け越してしまいましたが、来場所はぜひがんばって欲しいです。

胎内で買った小型赤道儀のSky-WatcherのStarAdventurer Gtiの話しですが、自宅で自動導入
機能と追尾性能のテストをしてみました。
まずは自動導入機能を試してみて、アイピース倍率20倍の視野内に問題なく導入できました。
最初に自動導入をしたとき、赤緯体の向きが決められていることに気付かず、赤道儀の動きが変で
原因が分からず少々もたつきましたが、すぐに赤緯体の向きだと分かって解決できました。
導入の手順としては極軸を合わせたあと、恒星でアラインメントを行ないます。このとき1個の恒
星を使うより、2個の恒星を使った方が精度が上がります。操作はスマホアプリでおこないますが、
星図が表示されないので、星の名前がどの星座の星なのか覚えておかないと選ぶときに戸惑います。

アラインメント後の導入テストでは、かなり位置が離れた天体でも、ど真ん中とまではいきません
が、ちゃんとアイピースの視野内に導入できました。また子午線越えの導入も問題なくできるのに
は感心しました。この辺の機能はタカハシの赤道儀にも欲しいと感じました。
感想としては、極軸合わせをするとき、北極星の位置をスマホアプリで確認できるので便利でした。
また極望の照明の明るさもスマホからコントロールできるので扱いやすいです。
アラインメントや導入時での速度は意外と早くて、待ち時間にイライラすることはありませんが、
駆動時のモーター音がうるさくて、静かな場所で回り人がいるときは気をつかいそうです。
ただこれは値段が安いだけに仕方ないです。

続いて赤道儀の追尾精度の確認をしてみました。
焦点距離500mmの屈折にカメラを付けて、ノータッチで何分間星像が円形に写るかのテストです。
1分、2分、3分の露光を各3回行って確認したところ、2分以上の画像はすべて星像が線状にな
ってしまいました。1分露光の画像は3枚とも円形で写っているので、1分以内ならノータッチで
使えそうです。追尾精度としては、このクラスの赤道儀としては標準かなと思います。
100mm程度の望遠レンズであれば5分、200mmなら2〜3分はオートガイドしなくて済むので、
普通に使う分には十分でしょう。いずれも赤道儀の個体差によって差があると思うので、あくまで
私の赤道儀としての感想です。