ドラマ「母恋記」OA

熊野   

谷崎潤一郎の小説「少将滋幹の母」をドラマ化した番組「母恋記」(ははこいのき)が
12月13日(土)午後9時よりNHK総合でOAします。
平安前期の左大臣時平(さだいじんときひら)にまつわるエピソードですが、
恐らく平安中期頃の時代装束で登場するような感じです。(原作がそうですから)

黒木瞳が滋幹の母の役をやりますが、どんな感じになるのか、今から楽しみです。
[2008/12/03 15:58:45]

熊野   

昨日、このドラマを観ました。
以前に原作を読んでいましたので、だいたいキャスティングはまあまあかな、って感じでした。
(時平がもうちょっと若い俳優の方がよかったかも)
滋幹のマザコンぶりを劇団ひとりさんが好演していました。
ロケ地も映画「陰陽師」で使われた(平安時代のロケ、あるいは戦国時代のロケにもよく使われる)
えさし藤原の郷で行われていて、全体的にトーンが暗かったように思います。
結局母の死ということで、母に対する思慕の念がたち消えるようになっていくわけですが、
いまいちこのドラマを通じて何がいいたかったのかよくわからないまま、もやのような感じで
終わってしまいました。
平安中期の風俗を堪能できるだけで、満足させられてしまったような、う〜ん…なドラマでした。
[2008/12/14 10:01:42]

誠   

私もドラマを拝見しました。
ちょうど「土曜スタジオパーク」を少しだけ見たら、劇団ひとりさんが番宣で出演されていて
興味を持ったためです。
でも、番宣では劇団ひとりさんのコメディアンの血が騒いだのでしょうか?かなりふざけていて、
「見る気無くすなぁ〜」という感想でしたが、ドラマでの演技は好感が持てました。
時平役の長塚京三さんはコミカルなまでにメイクが悪役だったのが、笑えてしまいました。
[2008/12/14 22:38:27]

熊野   

誠さんもご覧になりましたか!
そうですね、時平役の長塚京三さんはいかにも悪役といった感じでしたね!
時の権力者が職権を振りかざして国経の妻を奪い取るところなんかはいやらしいほどの傲慢ぶり
でした。

ちょうど母親の愛情が必要な時期に引き裂かれた母と子、子役の子は可愛かったですが、
劇団ひとりさんはちょっとマザコンがかっていて、鼻につく感じでした。そういう原作の小説
ですから、仕方ないといえば仕方ないのですが。

原作を読んでいるのですが、随分昔なので、母親が奪われたところまでしか覚えていません。
その後は、ドラマは忠実に再現していたのでしょうか、よくわかりません。
[2008/12/15 16:16:49]

誠   

私は原作を読んだことはない…と思っていたのですが、この話の内容を知っていたんです。
だから、もしかしたらいつか読んだことがあったのかもしれないし、原作をモチーフにした
話をどこかで聞いたのかもしれません。

昼間に劇団ひとりさんの芸人としてのコメント・映像を見ていたせいか「思ったより、
ちゃんと演じるんだ…」と不覚にも少し関心してしまいました。
[2008/12/15 23:03:48]

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