横浜高島屋ギャラリーで開催されているNHK美の壷展に行ってきました。 以前から行きたいと思っていた澤乃井櫛かんざし美術館の所蔵品が10点ほどですが 展示されています。 私のように、青梅まではちょっと遠いけれど、買い物ついでに横浜なら…という方は、 行ってみてはいかがでしょうか? 私自身、櫛かんざし美術館の存在を知ってから3年くらい経っているのですが、 なかなか足が向かずにいたのですが、近々行ってこようかなと思わせる品々でした。 とくに黄楊の櫛、髪結い道具は飴色で本当に美しかったことと、べっ甲の櫛の細工が すてきでした。このコーナーだけは女性でとても多くて混雑をしています。 この展覧会は、アールヌーボーのガラス、根付け、薩摩切り子、江戸の小紋、藍染め などの展示があるので、骨董に興味のある方なら楽しめると思います。 表具の展示もあるのですが、五島美術館が所蔵している近衛信尹の書です。そのため、 表具に限っては、今、東京国立博物館(平成館)で開催している「宮廷のみやび―近衞家 1000年の名宝」の方が一見の価値があると感じました。[2008/02/16 22:33:37]
かんざし、さぞ趣き深かったでしょうね… 鼈甲は、自然の模様なので、二つとして同じ物がない、模様のとり方に作者のセンスを感じさせますね。 東京国立博物館の「宮廷のみやび〜近衞家1000年の名宝」は装束好きな私にはたまらない展示なのですが、 ついこの間、大宮まで出て帰ってきてしまいました。 観に行きたいのは山々ですが、鬱の症状が軽く出てしまい、結局行かず終いになってしまいました。 昨年は横浜のそごうで行われた「よみがえる源氏物語絵巻」の展示には行けたのですが、 東博は行けるかどうかわかりません…[2008/02/18 16:05:25]
美の壷展では、櫛が展示してあって、かんざしは無かったのですが、べっ甲の櫛は本当に美しくて、見入ってしまいます。 「宮廷のみやび〜近衞家1000年の名宝」は、装束についてはほとんど展示がなくて、 その多くは、陽明文庫の書画なのです。確かに「名宝」なのですが少なからず、 調度品などにも期待していたのですが、どちらかというと表具に関わるものだったので、 その点ではちょっとだけ期待を裏切られてしまいました。 私自身は和歌に疎いので、もう少し和歌のことを知っていればなぁ…と思いつつ、 表具に見入っていました。[2008/02/18 22:15:29]
そうでしたか。書画ばかりでしたか。では、行かなくてもよかったかな? でも、美しい文字はやはり目の保養にはなるのでしょうね。 その点は私もかなり疎いので、装束があまりないのは残念です。[2008/02/20 12:41:59]