肌が弱い人・アトピーの人には石鹸シャンプーは合わない?

wind    URL

 第99回アンケート集計結果(URL)の問5・問6によると、
肌の弱い人・アトピーの人で石鹸シャンプーを使っている人の割合は23%と低く、
試してみたものの現在は使っていないという人がほとんどです。
 ぼくはこれまで、石鹸シャンプーは肌への刺激が少ないので、
皮膚炎等の悩みのある人には石鹸シャンプーは良い選択肢になると考え、
そう書いてきましたが、考えを改めなければならないのかもしれません。
石鹸は洗浄力が強力すぎて肌の弱い人やアトピーの人にはむしろ向かないということなのでしょうか?
   

[2008/01/03 15:06:55]

石鹸シャンプーはアルカリ性?  熊野   

石鹸シャンプーは、アルカリ性ではないかとおもいます。
肌に合うのはやはり弱酸性のものでないと、過敏な肌の方には刺激が強いのではないでしょうか。
両方ご使用された方のご意見をお聞きしたいものです。
   

[2008/01/04 16:43:07]

誠   

アトピー性皮膚炎のため通院しているロングヘアです。
アトピー性皮膚炎の研究は日々進化しているし、医師の方針などもあって、
私が以前通っていた病院と、現在通っている病院では石けんに関する指導の仕方が違います。
以前通っていた病院では、「石けんが一番安全」という考え方でした。
顔はもちろん、髪も、身体も石けんベースがいいと言われました。
ただ、身体を洗うときにはタオルなどを使わずに泡立てて素手で洗うよう指導されました。
開業医で、他県から片道3時間かけて通う人もいるような有名な先生がいらっしゃる
病院でしたが、処方される薬剤に少し疑問を持ったので、3年くらいで通うのを中止。
その後、数年間は民間療法や悪くなったときだけ塗り薬を処方してもらっていました。
今通っている病院は、大学病院で超有名人というような医師はいないのですが、丁寧で
納得のいく診療をしてくれているので、もう2年以上通っています。
こちらの医師は石けん至上主義ではなく、「石けんも使い方を誤れば刺激物」という
考え方で、通院した当初はとてもとまどいましたが、実際に医師に勧められた洗髪料や
ボディーソープ類は、刺激が少なく、皮膚の炎症は比較的早期に効果がでました。
でも、医師から勧められた製品は高価でデイリーで使うにはお財布事情と相談したく
なるような金額の製品です。
一概に「コレなら大丈夫」という製品はないので、皮膚の状態が悪く気になるようなら
やはり専門家に相談をお勧めします。
私も以前、治療薬を自己流で使ったり、医師の指示通りにしなかったり、民間療法を
試したり、いろいろやってみたけれど、結局医師の指導のもとに根気よく治療することが
近道だと思うようになりました(迷走時期は他人に何を言われても信じられないのだけれど…)。
さて、本題の石けんシャンプーですが、ただでさえ皮膚が荒れているところに今まで
市販の一般的なシャンプーを使っていた人が石けんシャンプーを使うとたぶん、1回で
懲りてしまう人がいると思います。
その理由は「製品自体のにおい」「泡立ちが悪い」「髪の毛がバサバサになる」「目に
しみる」「皮膚炎の傷にしみる」等かな?
石けんシャンプーは、少なくとも1ヶ月、長い人では6ヶ月くらいしないと慣れないです。
だから慣れるまでに懲りてしまうことが多いようです。
私のように医師からの勧めですがる思いで、石けんに一縷の望みを託したことがあれば、
我慢強く、根気よく使い続けられるけれど、もしも、最初に診察してくれた医師から
石けんを勧められたのでなければ、石けんシャンプーを使い続けたかどうかは疑問です。
他人から見れば「石けん教」と揶揄されても仕方がないくらいでしたから。
で、今でも石けんシャンプーは使いますよ。市販のシャンプーも、病院で勧められた
高価な弱酸性シャンプーも。
結局、アトピーとどうやって付き合っていくのかという生活パターンができれば、
上手な使い分けができるようになると考えています。
   

[2008/01/04 20:29:37]

熊野   

誠さん>
 アトピーであるがゆえに、沢山の苦労をなさってこられたのですね。
読みながら、涙がにじみ出てきてしまいました。
医師も、いくら立派な医師がいたとしても、その人に合わなければ、駄目みたいです。
私も鬱で医師の選択には苦労しましたので、よくわかります。
今は、ベストとははっきり言えないけど、診察の度に細かいことまでよく聞いてくれるので
今の病院に落ち着いております。
 シャンプーは石鹸を今でもお使いとのこと、文字通り腫れ物に触るような心地で始められた
のではないでしょうか。
でも、よくそこまで頑張って慣らしましたね!
 皮膚に抗体が出来たのかもしれませんね。
それとも、洗うたびに厳しい状態なのでしょうか。
 これがベスト、というものがないのが現状、というのが、辛いでしょうね。
 病気や痛みは、なった者でないと、絶対わかりません。
私がどんなに想像しても、ご本人の苦しみはわかろうとしてもわかるものではありません。
ただ慰めの言葉しか申し上げられないのが、残念至極です。
頑張れとか、そんな単純な言葉では言い足りないのが、歯痒いです。
   
  
   

[2008/01/04 21:25:33]

誠   

熊野さん
私の場合は顔に症状が出ていないし、喘息もないので、かなり冷静なのだと思います。
顔に症状が出ている友人は、20年も病院ジプシー状態を繰り返している人もいます。
私は10年以上前に顔に劇的な症状が出たときは、一生このままだったらどうしよう
日々悶々と悩んでいました。
今は劇的症状から随分解放されているし、対策をすること自体が生活の一部なので、
面倒とも思わなくなりました。あとはストレスを軽減することが一番の課題かな…。
あと、褒め上手の友達やアトピー仲間の友達を持つことが私にとっては一番いいみたいです。
褒め上手の友達は、すぐに「肌がきれいになったね」と言ってくれるし、
アトピー仲間の友達は、いろいろと情報交換ができて同病相憐れむ状態というか、
病気の話をお互いにしやすくて助かっています。
   

[2008/01/05 13:47:09]

熊野   

誠さん>
   
お話をお伺いして胸がほっとする思いです。
同じ病気を持つ仲間との会話は、すごく大事です。(私も鬱でそうですから)
ただ、会話をしたからといって、急に治っていくものでもないですが、
自然治癒力の向上には、少しでも力になるはずです。
突然治るということもあるそうですから、治るという希望を捨てないで乗り越えていって
下さい。
   

[2008/01/07 22:49:02]


Long Hair Magazine > ロングヘアトーク