【管理人注】第93回アンケート「ロングヘアと帽子」の自由記述欄より【管理人注終了】 食事時は帽子は取るのがマナーです。女性は例外と言いますが、それは元々昔の貴族、 今で言うなら皇族の方などが晩餐会等でローブデコルテやイブニングドレスをお召しに なった時に、頭に載せられるドレスハットなどに適用されるものです。 一般的な女性がカジュアルな姿で食事の席で帽子を取らないのは、 マナーで言えばやはり良いとは言えないと思います。[2007/08/04 15:36:48]
男性がノーネクタイではNGという場合と同様に考えてよいのでしょうか。 そうしますと、お店にもよりますよね。 きっちりマナーを守るべきお店でのマナーですよね。 それとも、どんなお店でも駄目なんでしょうか。[2007/08/04 18:57:05]
帽子のマナーはちょっと考えてみると、結構難しそうです。 ぼくは今のところ女性の帽子のマナーは、以下のように考えています。 (1)大衆食堂や居酒屋で、友人同士で飲食するのなら、帽子をかぶったままでも気になりません。 (2)レストランだと、正装していてファッションの一つとしての帽子なら かぶったままでもいいと思います。しかし、カジュアルな帽子なら脱いだ方がいいような気もします。 (3)映画・演劇を見たり講演を聴いたりするときは帽子を脱ぐのが原則だと思います。 でも、本来なら帽子を脱ぐべき場面でも(カジュアルな)帽子をかぶっている女性に対し、 帽子を取るべきだ、と言う勇気はありません。なぜなら、 頭に怪我をしているかもしれないし、ストレスや病気で脱毛症になっているかもしれないし、 寝癖を隠すためかもしれないし、美容院で失敗して髪型を見られたくないかもしれないからです。[2007/08/07 00:37:28]
難しいですね〜。私もマナーを大事にするお店では、カジュアルな帽子はいかがなものかと 思いますが、ファミレスとか、ファーストフードのお店では、 カジュアルな帽子を普通にかぶっていることが多いです。 今でも、ときどきですが、鬱のひどいときは、必ずかぶっていました。 他人の視線が気になって仕方がなかったからです。 マナーとしてはどうなのかは、わかりませんが、多分大丈夫だろうという店では ほとんどかぶっております。 windさんのおっしゃるとおり、上記の場合の方もいらっしゃると思いますが、 私はそのいずれでもないので恐縮しております。[2007/08/07 16:24:43]
以前(たぶん10年以上前)、テレビニュースで、裁判の傍聴席で女性が帽子を被って いたところ、裁判長が帽子を脱ぐように指示したけれど、その女性が帽子を脱がなく て傍聴席から退席させられた、という内容のニュースを見た覚えがあります。その女 性の言い分は「欧米では帽子を被って傍聴してもかまわないのに、おかしい」という 内容だったと記憶しています。そのニュースをネット上で探したのですが、結局わか らずじまいでした。 ただ琉球大学の高良鉄美教授が、裁判所の傍聴席や国会、議会では帽子を脱ぐことへ の疑問を講演されていることを知りました。高良教授によると、国民には知る権利が あるのに、帽子を被っていることによって退席を求められるのはおかしいとのことで す。そしてこれらの決まり事は旧憲法下による習慣によるもので、現在の憲法ではそ の根拠はないのだそうです。 私は、日よけやほこりよけの役割として帽子をかぶっているのなら、屋内にはいった りほこりがたたない場所にきたら、帽子は脱いだ方がよいと思っています。 視線よけの役割としての帽子なら、ファーストフード店やカジュアルなレストランで あれば帽子を脱ぐ必要はないと思います。同行者や同席者、お店の方に注意されたら 帽子を脱ぐというので十分ではないかと思います。 ただし、砂浜を歩いたあとだとか作業のほこりよけとして使った帽子をそのまま被っ たままはちょっと同行者、号席者、お店の方に悪い気がします。こういう場合は、お 店に入る前に外でほこりやごみを叩いて落とすという気遣いはしてもいいのかと思い ますがいかがでしょうか? それと、ドレスコードがあるレストランはベールや羽根つきのドレス帽でも大丈夫だ と聞いたことがあります。ただし、ドレスやバッグ、靴との調和がとれている必要が あるので、ちぐはぐな場合は入店すらできないとも…。 >(3)映画・演劇を見たり講演を聴いたりするときは帽子を脱ぐのが原則だと思います。 コンサート、ライブ、公開収録では「帽子を脱いでほしい」という希望がありますが、 強制はしません。ただ、「やたらと大きい帽子」は避けて欲しいなぁ〜。 私のように背が高い方に分類されず、ハイヒールが苦手な場合、自分の目の前に壁が できてしまうので…。[2007/08/07 20:31:24]
法廷での脱帽は、たしかにそうですね。高良教授の疑問、納得できます。 法律自体が、未だに明治大正時代から変わっていない法律もあるということからも明白です。 常識的な範囲で、帽子を使うことですね。 映画や演劇での大きい帽子の着用は、考え物です。私自身も迷惑だと思いますし、 私も、人にご迷惑をかけるのはいやです。 またそういうところでは、他人の視線はあまり気になりませんものね。[2007/08/07 22:21:02]
映画・演劇・講演の場合、帽子をかぶっていると後ろの人が見にくいから、 ぼくは帽子は取った方がいいのでは、と思うんです。 大きくなくても、頭の高さが変わらなくても、つばが広いと後ろからの視界を遮るので。 ただ、ニット帽みたいにぴったりしている場合は、視界を遮ることはないから それなら映画・演劇・講演でも大丈夫かな、と思います。[2007/08/07 22:58:13]
帽子のマナーは少し難しいなぁ、と感じています。日本では長い間帽子らしい帽 子の歴史がなかったと思います。日よけ・ほこりよけの役割は手ぬぐいと道中笠 くらいだと思います。烏帽子もありますが庶民が使うものではないので、マナー を求められることもないでしょうから。私は被服史に明るくはありませんが、日 本人が帽子を被ることが広まったのは、明治時代以降の軍服あたりからではない でしょうか?そうすると軍隊式の生活様式のなかで求められる礼儀と、日本に古 来からあった礼節などがミックスされて、現在の帽子のマナーという概念ができ てきたのかな?と想像をしています。 さて私は、熊野さまとwindさまと一致しているところと一致しないところがあり ます。 映画・演劇・講演の場合は、つばがなくてぴったりしているニット帽ならいいと 思うので、賛成します。 それと、最近シネマコンプレックスで見られるようになったプレミアムシートの ようにゆったりした座席で、前後との間隔が十分にとれているものなら帽子を被 ったままでもよいと思っています。もう10年以上前に社会勉強のつもりで行っ た中京競馬場にはS指定席というものがあって、こちらも十分な席の間隔があっ たので帽子を被ったままでも大丈夫でした。 以前、あるがん患者の体験の講演会に行ったときに、帽子を被っている人が多い 印象でした。薬の副作用で毛髪を失った人がウィッグ付きの帽子を被っていらっ しゃるとのことで、会場にもこの帽子を紹介したブースがありました。こういう 帽子は、ニット帽やバンダナにウィッグがついているものなので、講演を聴いて いても邪魔にはなりませんでした。ただ、そのブースではつばあり帽子にウィッ グがついているものも、「屋外用」と書かれて紹介されていました。 一方、コンサート、ライブ、公開収録というのは、「ファンのお祭り」という要 素もあって、コスプレや凝った衣装のファンの方もいて、私はそれを見るのも好 きです。気分を盛り上げてくれる要素の1つなので、私としては多少のことなら 大目にみてしまうというところがあります。 ただ、つばがとっても広い帽子や、URLにあるような縦長の帽子は、会場周辺 では被っていても、開演したら脱いでほしいなぁ〜という希望なのです。 熊野さんの >常識的な範囲で、帽子を使うことですね。 ということが一番いい表現であり、一番難しい表現だとは思います。 case-by-caseということなのでしょうけれど…。[2007/08/09 19:11:08]
チャーリーとチョコレート工場に出てきそうな帽子ですね! これは、男性用でしょうから、脱帽すべきでしょう。(女性が被っても脱帽物ですね) 競馬場は日本と違って西洋では、セレブリティーのスティタスですから、 女性はボンネット付きの華やかな帽子を被ったままで観戦しておりました。 常識的な範囲……たしかに難しいです。人によって解釈もまちまちですから。 迷惑をかけているな、と自ら察して脱帽するのが一番かもしれませんが、 周囲の人に注意されるまで、気づかない場合もあったりして、 赤っ恥状態になることもあります。[2007/08/09 23:22:54]