サッカー五輪予選エスコートの女の子(ベトナム)

風詠   

ベトナムでのサッカー五輪最終予選の試合をテレビで観ていたのですが
選手をエスコートする少女が3人くらいが腰までのロングヘアを一つ結びで
もう一人ポニーテールを三つ編みにしていました。
サッカー関係の子でしょうか、日本ではスポーツをする子はショートが多いようですが
ユニフォームに黒髪ロングのストレートもかっこよかったです。
   

[2007/11/18 00:15:26]

mu   

これはたぶん、スポーツ関係の子ではなくて、普通のベトナムの子女の皆さんかと。
   
働いたりスポーツすることが多い人だと、短めの髪も仕方ないのは世界一般に
まだそうなります。
   
フィリピンやインドネシアや太平洋に散らばる島国(ハワイなども)、
中国からベトナムや東南アジア諸国やインドなど、
アジアの国々では古い時代なら伝統的にロングヘア文化圏になります。
(女性の髪は、長く大切に伸ばすのが美しいといった共通点です)
   
ベトナム戦争が終わって南北統一となったのが1975年頃のことになります。
   
それ以前の時代だと、南ベトナムのほうは比較的にロングヘアの女性も
目立っていたという話は聞いたことがあります。
民族衣装のアオザイに、長く伸ばしたロングヘアが、
伝統的な昔のベトナム女性のイメージだったと覚えても、そう外れてないでしょう。
(後ろで無造作に一箇所で束ねてそのまま下ろしただけで、
ホテルのフロントなどでそのまま働いてたりとか、
支障がなければ普通にロングヘアの人が街に出ていたりしたのでしょう)
   
北ベトナムのほうでは、中国など共産圏の文化の影響で、
女性も一人前に働いてくれという意識もあって、女性の髪は短めだったそうです。
当時の中国本土のほうも、似た傾向はあったでしょう。
女性の社会進出や女性の労働という方向での話です。
   
まあ、短めといっても、東西冷戦時代の西側諸国のように、
ボーイッシュなショートカットまではいかなかいわけで、
働くに支障ないくらいの長さで三つ編みとか、
昔の普通の女性のヘアスタイルくらいだったでしょう。
   
中国本土もベトナムや東南アジアのどれかの国でも、
インターネットで見ていると、TV放送かイベントなどで、
ロングヘア女性のコンテストが開かれたりしていて、
最近では、女性の美の一つとして盛り立てる方向は、あるかもしれません。
(それ以上に、普通の美人コンテストや、モデル等の募集も多いのでしょうけど)
   
アジア諸国の経済発展で、長いロングヘアを保てる余裕を取り戻した人が増えれば、
また変わってくるかもしれません。
   
全体的には、今の芸能関係の女性に多いように、イメージだけロングヘアの人が、
(髪先のほうはすいてしまったり、部分によっては短い所の多い髪型など)、
メディアの発達や文化交流の影響で増えてしまうのも仕方ないかもですが。
   
インターネットや携帯電話でネットできる時代からの若い人だと、
よく知らない昔の話も含まれてしまいましたけどね。
若い人の、親の世代くらいの話に相当します。
   

[2007/11/18 04:51:34]


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