【管理人注】「最近の困った人。」から独立させました【管理人注終了】 私の場合、以前体調不良で鍼灸院に通っていたんですが、そこの 女性の院長に「髪は血余っていって、あまり長くしていると身体に十分な血液が 行き渡らないので、短くしたほうがいい」といわれました。私としては納得がいかない 回答だったので、「なんで切ったほうが体調がよくなるんですか?」と聞き返したら、 「科学的な根拠はないけど・・昔からそういいますので・・」と言葉を濁しました。 その鍼灸院に何回か通ってもあまり体調がよくならないこともあって、 そんないい加減な回答しかできない院長に不信感を抱いて、私は通院をやめました。[2006/08/20 15:49:06]
>果奈さん その鍼灸師は「血余」の意味を誤解しています。 漢方で「髪は血余」というのは、人間が摂取した栄養分から生きていくための必須条件で ある血を作り、その余りが髪になる、ということです。 つまり、髪は栄養の余裕分で作られる、ということです。 栄養分を、身体にも髪にも等分に分配するのなら、髪はないほうが身体にいいです。 でもそうではなく、まず身体に必要な栄養分を(血で)行き渡らせて、 栄養分が余ったら髪に回される、というのが「血余」の意味です。 だから、髪につやがない・髪色が薄くなった、というのは心身の変調があることの バロメータになります。しかし、元々余った栄養しか行っていない (栄養が足りなければ髪には栄養を回さない)ので、髪を短くしても、体調には無関係です。 その鍼灸師は、東洋医学の勉強をあまりやっていないのかもしれません。 生物的に言えば、髪は死んだ細胞です。髪そのものには血管も神経も通っていません。 栄養を消費するのは毛母細胞であって、髪は栄養を消費しないんです。 だから髪が長くても短くても、栄養消費量は同じです。そういう意味で、 「(髪を)長くしていると身体に十分な血液が行き渡らない」などというのは非科学の極みです。[2006/08/24 21:12:31]
果奈さんお初お目にかかります。 私もその話聞いたことありますがえー、って感じですよね。 そんなことが科学的に実証されてたら貧血の人はこぞって髪を短くするでしょうし テレビの健康番組でも「髪を短くしましょう!」なんてフレーズが日常的に流れる 様だと思います。 それに昔の知識は誤った治療法である事が多いと最近判明してきてるので昔から〜 というのは全てとはいえないですが余り信じない方がいいのかもしれません。[2006/08/27 00:17:46]
【管理人注】「最近の困った人。」のレスから移動させました。【管理人注終了】 果奈さんの鍼灸院の院長の話は、医学の専門知識がない人が聞いても 変だと思いますね。そんな人でも医者になれるのでしょうか?[2006/08/25 16:26:53]
確か待合室のところに鍼灸院の認定書があったと思います。たぶん、 医学部を卒業しなくてもなにか鍼灸師の資格をとれば、商売はできると思います。 でも、たとえ医師免許をもっていてもろくでもない医者もいるので、資格だけの問題 ではないと思います。私の場合、あまり人を信用しないほうですし、「科学的」という 言葉さえにも疑いをかけるほうですし。 いずれにしても、人間の身体に直接影響を及ぼすような仕事をしている人には、 せめて人に納得させるだけの知識は身につけてほしいと思います。[2006/08/27 13:30:33]
現代の日本では、鍼灸師と医師は別の資格です。 医師であっても鍼灸ができるわけではありません。 鍼灸師になるには、鍼灸専門学校で勉強して、鍼師・灸師の国家試験に合格する必要が あります。鍼灸専門学校の終了年限は3年みたいです。[2006/08/27 23:34:01]