斎藤薫さんのサイトで。 |
美容ライターの斎藤薫さんのサイト「斎藤薫の美女セラピー」(リンク先を お読みください)に、興味深いコラムがありました。 「中国の黒髪は、アジアのプライド」「黒髪は女をごまかせない。だからあえて 黒を守り続ける女たち」と書かれています。[2006/05/12 22:48:07]
紹介ありがとうございます。なるほどのエッセイです。 「透明な肌なら髪の黒も重くない、透明で清潔な黒に見える」 というあたりにも共感できます。黒髪には清潔感があるんですよね。 第65回アンケートでも4割の方がそう感じておられます。 同じ斉藤薫さんのシリーズの「地味なふりして存在感」(chinese beauty 01)では、 「日本の女はこれまでずっと自分たちの顔だちが“地味であること”にコンプレックスをもち、 だから髪を染めたり、マスカラをたっぷり塗ったりして」きた。 ところが、十分派手になった日本女性が、中国茶のCMなどで中国人女性の「地味」を見て、 「地味って、あんなに派手だったの!? そう戸惑っている」 「地味であるがゆえに、よけいに突き抜けた透明感がそこに生まれる」 というのです。これは、黒髪ロングの中国人のチャン・ツィイーを起用した「アジエンス」のCMと、 様々な色に髪をカラーリングした日本人女優を起用した「TSUBAKI」のCMの対比でも感じます。 また、ロングヘアマガジンのモデルさんでも、 「地味であるがゆえに、よけいに突き抜けた透明感」 を感じる人が何人もいらっしゃいます。 同じく、斉藤薫さんのエッセイに、 「韓国の黒髪は、韓国式の計算」(Korean Beauty 04) 「アジアン・ビューティーの生命線は、白と黒にあった」 というのがありました。 「韓国女性はたぶんアジアでいちばん、男性の目を意識する」 「白肌には黒髪が美しいという確信を得て、 女はそのほうが幸せになれるという確信を得て、そこに行きついた」 ということです。 男性の目を意識する韓国女性も、男性の目を意識しない中国女性も、共通して、 白い肌と黒い髪に美意識を持っているわけです。
[2006/05/13 00:10:57]