記事タイトル:青糖舎さんから詩「花乙女」の投稿 |
「乙女」の潔癖さと熱情、恋人を待つ気持ちと恋人を引き寄せたい気持ちのせめぎあい、 そういった気持ちが長い黒髪の表現を通じて伝わってくる詩です。 裸の背中に流れる長い黒髪も、女性の性的な心情・魅力も、 「命の春」として肯定的に捉え、隠すことなく、それでいて直接的にならず、 絶妙のバランスを保って表現しておられると思います。 「誰のためでもなく/ただおのれのため」 という心の強さがあるから、堂々と「フェティシズムとエロティシズム」を語れるのだ と思います。 長い髪の表現としては、「腰にまとう黒髪」というのがとても気に入りました。 なお、背景画像と文字色は青糖舎さんのご指定ですが、この可愛い背景と文字色のために、 大人の女性らしい詩でありながら「乙女」を歌った詩でもある、 という双極性を持った作品世界が表現できていると思います。 青糖舎さんのセンスに感服です。 皆さんの感想はいかがですか?[2004/10/31 20:48:28]
私の稚拙な文章で感想を書くのは失礼かと思いましたが、 思考を様々に巡らせてくれた詩に思ったままをお伝えしたく、書き込み致します。 詩を読んでいて、色々な思いが生まれましたが、 一番の感想は「なんと、匂い立つ詩なんだろうか。」と。 鮮やかな色彩も然るとこながら、この詩から香りを楽しむ事が出来ました。[2004/11/01 18:10:09]
こんにちは、青糖舎です。 コメント遅れて申し訳ありません。 暑かったり寒かったり体調を崩しやすい日々ですが、 皆様どうお過ごしでしょうか? wind様 メールでも書きましたが、丁寧なご感想本当に嬉しく思っております(*^^*) 特に、 >女性の性的な心情・魅力も、 >「命の春」として肯定的に捉え、隠すことなく、それでいて直接的にならず、 >絶妙のバランスを保って という個所は、まさに私の書きたかったモチーフを端的に言い表し、 かつ評価してくださっていて、投稿してよかったとつくづく感じました。(^^) >「誰のためでもなく/ただおのれのため」 >という心の強さがあるから、堂々と「フェティシズムとエロティシズム」を語れるのだ >と ここは私にとってどうしても譲れない部分なんですよね。(笑) だからこそ 既スレッドの(自分のために綺麗でありたい)というような話になってしまったのですが・・(苦笑) ひとりの女性であると同時に、 表現者として生きることを私は自分の人生の最重要事項と思っているので、 必然的にロングヘアに対する捉えかたも 他の方々とは少し異なってしまうのかもしれません。 俗悪な意味ではなく、人間にとって (エロティシズム)というのはかかせない部分だと思っているので・・・。 主食ではないかもしれないけれど、 それがなくなってしまったら人生はとても味気ない。 普通の女性なら羞恥を感じていいあぐねてしまうかもしれない微妙な部分を、 ものかきの目をとおして書けてゆけたらいいな、と思っております。 冬蛙 様 ご感想ありがとうございます(*^^*) 匂いたつ文章、というのは 私にとって最大級の賛辞です。 本当に嬉しく思います。 理屈でなく、本能、感覚、に訴えかけるようなものを書きたいと いつも願いながら書いておりますので・・・。 読んでいただけたことを心から嬉しく思います。 ありがとうございました。
[2004/11/07 17:12:55]