記事タイトル:KLEZウィルスにご注意 

タイトル&名前: wind    URL

KLEZウィルスが大流行しているようです。ぼくのところにも毎日KLEZと思われるメールが
何通も送られてきます(怪しいファイル添付メールはダウンロードせずに削除しています
ので、実際にKLEZかどうかは不明ですが、件名(メールタイトル)を見る限りKLEZの
可能性が高いです)。
 現在流行しているのは、KLEZ.E,KLEZ.Hというタイプのようで、感染すると破壊活動を
行い、ウィルス対策ソフトを停止させます。メーラーのアドレス帳にある全てのメール
アドレスに自身を添付して送付します。この際、発信者メールアドレスを感染者のもので
はなく、アドレス帳にあるメールアドレスに書き換えて発信するため、ウィルスメールの
fromに書かれているアドレスの人が実際に感染しているとは限りません。
 件名は、英文でいくつかのパターンから任意に選ばれるようです。詳細はウィルス対策
サイトを見ていただくとして、ぼくのところに送られてきたメールの中で、引っかかり
やすい件名だろうな、と思われるものを記すと、
 your password
 how are you
 some questions
 questionnaire
 look,my beautiful girl friend
 sos!
 Symantec
 Trendmicro
などでしょうか。
 outlook expressでプレビューをするだけで感染しますから、プレビュー機能をoffに
しておく必要があります。
 奇数月の6日(例えば、今日5/6)にパソコンを起動すると破壊活動が開始されます。
 詳細は、例えばトレンドマイクロのKLEZ対策web(上のURL)などをご覧下さい。
   

[2002/05/06 09:42:42]


タイトル&名前: 私も・・・ FDRAGON   

 こんばんは、FDRAGONです。
   
 私のところにも、ここ数日ウイルスと思しきメールが急に届き出しました。
見たことのある(と言うより聞いたことしかない)お名前の方からも届いたので、
ちょっとびっくりしています。
 日本人から来ているにも関わらず題名が英語であること(笑)、お二人から来
ていて双方とも容量が同じこと(しかも3ケタ)ということから見て「これはウ
イルスだな」と思いました。KLEZがそうかどうかは分かりませんが、容量は二
通とも135kbでした。後に142kbのものも来たので、容量がこれに似ているもの
は注意すべきでしょう。
   
 雑誌などを読んでいるとOutlook Express(以下OE)のセキュリティの甘さ
がよく取り上げられていますが、そうかと言って他のメールソフトに簡単に乗
り換えられるわけでもありませんし、OEのメーカーであるマイクロソフトも
手をこまねいているわけではありません。また、メールソフトがOEでないな
らどのウイルスにも感染しない、というわけでもありません。
   
 今、OEで最も問題になっているのが、受信したメールを開く前に中身が確
認できるという「プレビュー機能」です。OEの受信トレイ画面は初期設定で
は左右に分けられており、さらに右側が上下2段に別れています。その下段部
分に現在選択されているメールの中身が見えていますが、これが「プレビュー
画面」です。最近のウイルスは、ここにウイルスメールが表示されるだけでも
感染してしまう、というものが増えてきました。感染されたパソコンは新たな
"宿主"となり、記憶してあるアドレス先へ自分と同じウイルスをバラ撒こうと
するわけです。
 このプレビューウィンドウは設定を変えることによって表示されないように
でき、それでひとまず虎口を脱することはできます。手順としては:
   
1)OEを起動する(笑)。
2)ウィンドウ上部の青いバーの下に並んでいるメニューのうちの「表示(V)」
 をクリックする。
3)現れたメニューの中から「レイアウト(L)」をクリックする。
4)「ウィンドウのレイアウトのプロパティ」という小ウィンドウが現れたら
 「プレビューウィンドウを表示(V)」という項目の前にあるチェックボック
 スのチェックマーク(レ点)を外し、一番下の「適用(A)」をクリックした後
 「OK」を押して完了。
   
*OEのバージョンによっては、操作方法が違うこともあります。その場合は
 2)のメニューから「ヘルプ(H)」をクリックし、キーワード「プレビュー」
 を探すなどしてください。
   
 これでとりあえずプレビュー機能をオフにすることはできますが、その他に
も「ウイルスバスター」などのウイルス対策ソフトを導入したり、OEが不安
ならこの際他のメールソフトに乗り換えるのも一つの策でしょう。その他のウ
イルス対策として:
   
1)出所不明のメールは、添付の有無に関わらず読まず(=開かず)に破棄する。
2)画像などを添付して送る際は、たとえ親しい友人などであってもあらかじ
 め電話やメールなどで添付メールを送ることを通知する。
3)仮に親しい友人からのメールであっても、題名が英語だったり題名そのも
 のがなかったりなど不審点があれば、開く前に本人に確認を取る。
   
 といったことが挙げられます。初めから疑ってかかるのは悲しいことですけ
どね・・・。
   

[2002/05/07 03:23:06]
 


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