目の粗い櫛を通す

モデル・解説:雪野さん(model&text : Yukino san)
撮影:wind(photo by Wind)

#1

 櫛は目の粗いものと細かいものの2種類を使い分けるといいと思います。

 私が手に持っているのは、つげの櫛です。櫛の材質としては、やはり国産の柘植がベストだと思います。

 手櫛でほつれを取った後、まず目の粗い櫛を使います。

#2

手櫛と同様、まず毛先に近い部分に櫛を入れます。

#3

 櫛がひっかかったときは、一度はずしてみてください。

このように髪が絡んでいると思います。

無理矢理櫛を通すと、切れ毛・枝毛のもとになりますので、絡んだ部分を手に取ります。

#4

 指先でそっとほぐすと、たいていはうまくほどけます。

見つけた枝毛や結び目は、トリミングしてしまってもいいです。

#5

 毛先に近い部分が終わったら、次にやや上の部分から櫛を通します。

#6

 こうやって、徐々に上から櫛を通していきます。

 途中で櫛がひっかかる部分があったら、そこは手櫛からやり直します。

#7

 頭から櫛を通すのは最後の段階です。

#8

 こうやって、毛先から徐々に櫛を通していくと、最後には滑らかに上から下まで櫛が通ると思います。

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