実はぼくも以前はそうでした。でも、
「コスプレには興味がないけど・・・」
というのは、コスプレイヤーにとってはあまりいい感じがしないみたいです。それは、コスプレイヤーにとってはコスプレしているときが晴舞台なのに、コスプレ趣味を否定してしまうことになるからです。
例えば、芸術家に対して、
「あなたの作品には興味がないけど、あなた自身に興味がある」
と言ったとすれば、(魅力的な異性から言われた場合を除いて)
「私は芸能人じゃないんです。私の作品を評価してください。」
という反応が返ってくると思います。
舞台俳優は、役柄によっては奇抜な衣装と奇抜なメイクで役を演じます。コスプレ会場は舞台であり、コスプレイヤーは役者だと思えばいいのかも、とも思います。
ぼくも、マンガやアニメに詳しい方ではないのですが、撮影させていただいたコスプレイヤーがやっておられる作品については、買って読んだりして理解しようとしています。自分がその作品を好きになると、その作品のコスプレを見たときの感じ方が全く変わってくるのを感じます。
コスプレは、その作品・キャラが好きです、という証です。だから、コスプレカメラマンは、自分自身も好きなキャラをやっているコスプレイヤーとその作品やキャラクターについてお話しするのが本来の姿です。また、コスプレ撮影については守らなければならないルールがたくさんあり、これに違反すると会場から閉め出されたり、その他のイベントでも排除されるようになることがあります。
コスプレに興味がわいてきましたら、ぜひまたお越し下さい。
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