記事タイトル:トリートメントとリンス |
【管理人注】「アンケート35:どんなトリートメントを使っていますか?」 から独立させました。【管理人注終了】 「ビューティフルヘアケア」の 「シャンプーの仕方」および 「シャンプー・リンス・トリートメント・コンディショナーの役割と違い」 であらためて リンス≒コンディショナー リンス≠トリートメント コートする/浸透するという違いを認識しました。 が、 「リンス成分配合 リンスのいらないシャンプー(花王メリット)」 ってシャンプーとしてアリなんですかね?? 「トリートメント イン シャンプー(P&Gリジョイ)」 ならアリなんでしょうか・・・? また コンディショナーとトリートメントの説明が微妙なものもやはりあって、 ヴィダル・サスーンとパンテーンを出しているP&GのHPでは、 コートする/浸透するという役割の違いを挙げながら、 「弊社の製品では コンディショナー→トリートメント の順にお使いください」 とすすめています。ちょっと矛盾を感じませんか・・・。 (ちなみに、同社のハーバルエッセンスには 「コンディショナー」しかないようです。) さらに、ラックスやモッズを出している日本リーバのHPにいたっては、 「コンディショナーやトリートメントには 毛髪の内部までに浸透して 髪をしなやかにする効果があります」 「(コンディショナーとトリートメント)の 効果や使用するタイミングには大きな違いはありません (ただトリートメントのほうが有効成分が多い)」 といっていますが、 個々の商品のHPでは、ラックスがP&G同様、 コンディショナー→トリートメント の使用を推奨しています。 モッズのHPでは (一般に)コンディショナーはコート、 トリートメントはダメージケアを目的としているとし、 これと同様の趣旨の説明はFT資生堂のHPに見られました。 もしダメージのない髪ならば、 トリートメントは意味がないってことなのでしょうか・・・。 あと 「ヘアパック」というものは昔たくさんあったように思いますが、 今はダヴ(日本リーバ)に残っているくらいでしょうか。 これはトリートメントとみなしていいのでしょうか。 ちなみに「水分ヘアパック」(FT資生堂)はブランド名で カテゴリーはトリートメントになるようです。 では、成分の違いが最も明確な定義となるかといえば、 そうでもないようです。 インターネット上で全成分表示をしているのは 大手ではFT資生堂くらいなので、 比較もできないし、 私は薬品に詳しくもないのですが(笑)。[2004/11/05 21:17:49]
メーカーの使用説明もいろいろ矛盾があるんですね。 髪の表面に皮膜を作って髪を保護するのがリンス・コンディショナーの働きなら、 その後にトリートメントをするのは効果が下がると思います。 リンス・コンディショナーとトリートメントとは、だんだんと似てきているようです。 リンスインシャンプー同様、矛盾するもの(浸透/コート)を一つの製品にしている ということなんでしょうね。だとすれば、トリートメントがラインナップされていなくても 問題はないと思います。 ダメージのない髪でもトリートメントはした方がいいと思います。目にははっきり見えなくても ミクロのレベルでは傷んでいる可能性がありますから。 椿油は浸透性や保湿性が高いので、トリートメントの一種と考えられますが、 髪にダメージがなくても日常的に椿油を付けて手入れをするのでは?[2004/11/06 09:10:10]
シャンプーの主成分は陰イオン系界面活性剤で、 リンスの主成分は陽イオン系界面活性剤だと本で読みました。 でも、陰イオンと陽イオンを合体させると結合して働かなくなるので、 リンスインシャンプーには、リンス成分にカオチン性ポリマーが配合されているようです。 リンスインシャンプー、トリートメントインシャンプーは清浄力がやや落ちるらしく、 頻繁にシャンプーする人や、乾燥肌の人にはいいけど、汚れやすい人には向かないと、 昔行っていた美容院で言われました。 あと、同じ美容院で 「リンスとトリートメントは成分が同じで、濃度が違うものも多い」 と言っていました。 詳しいことは調べられませんでしたが・・・。[2004/11/06 16:47:22]
以下は私のただの感想なのですが、 リンス(rinse)=「すすぐ」ということは、 アルカリ性せっけんがついた髪を酸性液ですすいで中和する、 ということなのかな、と。 ですから、いま流通している弱酸性のシャンプーは ある意味リンス・イン・シャンプーと言えるかな、と。 リンスの原義からは 「コートする」という役割は想像がつきませんが、 パックスナチュロンリンスみたいに ホホバ油が入っていたりするからですかね?? 椿油を「トリートメント」とするならば、 せっけん派の、 クエン酸リンスの後に椿油をつける、 という方は、 リンス→トリートメント という使用順序ということになってしまいますが。 椿油を髪につけることは 「コートする」意味が強いと思っていました。 椿油がまったく髪の内部に浸透しない ということはないかもしれませんが、 あまり髪の成分と近い、 って感じがしません(イメージ的に)。 その証拠に、というか、大島椿のパッケージにも 「髪の内部に浸透してダメージを補修」 というような宣伝文句はないですから。 > 陽イオン系界面活性剤 (柔軟作用、帯電防止作用があって、 せっけん派からは陰イオン界面活性剤より 毒性が強いともいわれるヤツですね・・・) finoやスーパーマイルドでいうところの 塩化アルキル・トリメチルアンモニウムや 塩化ステアリル・トリメチルアンモニウム のことですかな・・・? > カオチン性ポリマー ???(ってなに?) ポリマーは高分子ですよね、ってことは 髪に浸透しないでコートするのでしょうか(イメージ的に)。 「カチオン」で検索してみたら・・ “「塩化〜」と表示されてるもの” ですって。 陽イオン界面活性剤とかぶってるやん・・・。謎です。[2004/11/08 16:14:07]
↑ カオチン性ポリマー が正しいのですが、 本当に カチオン で検索したら、洗剤系の説明がでできたんです・・・。 別物??[2004/11/08 16:20:31]
カチオン【(ドイツ)Kation】は「陽イオン」のことでした・・・。[2004/11/24 00:14:12]
<結さん> 「リンスとトリートメントは成分が同じで、濃度が違うものも多い」 これはメーカーのサイトにも書いてありました。リンスとトリートメントの区別が曖昧になってきているそうです。 <イロコさん> 椿油の主成分であるオレイン酸は皮膚や髪の成分に性質が近くて浸透性が高い というのは椿油製品を販売しているサイトによく書いてあります。 (ただ、科学的データを掲載したサイトはまだ見つけられていません。) 髪に浸透するという意味で、トリートメント効果があるんだと思います。 もちろん、表面にも残りますからコーティング効果もあります。 ただ、リンスの本来の目的であるすすぎ効果・石鹸のアルカリの中和作用はありませんから、 椿油にリンス効果があるとは言えないと思います。[2004/11/28 16:20:25]
>椿油の主成分であるオレイン酸は皮膚や髪の成分に性質が近くて 本当ですか? 皮膚ではなくて皮脂ではないですか? (椿油が肌にあわなくてニキビができてしまう人もいるようですが。) 髪の主成分はケラチンとかいう単純たんぱく質ではないですか? (皮膚は表皮がケラチンで、真皮がコラーゲンでしたかしら?) だから、オレイン酸(=一価飽和脂肪酸)などとグリセリンの化合物である脂質とは 成分が違うかなー。と思ったのですが。 またそういうイメージをもった背景には、 大手のメーカーのシャンプーやトリートメントの有効成分として、 「〜プロテイン」とか「アミノ〜」が配合されるようになってきたことがあります。 髪のたんぱく質を構成するグルタミン酸(可欠アミノ酸)やロイシン(必須アミノ酸)が 配合されているからといって本当に「ダメージを補修」するかどうかはわかりませんが・・・。 イメージとして。 たしかに、サトウ椿さんのHPには 椿油にエモリエント(皮膚をやわらかにする)効果があり、 かかとなどで試せばわかるように皮膚に吸収されやすい・・・ みたいな説明がありますね。 でも見方をかえると、吸収されるというか、 かさついてひび割れたかかと、キューティクルの開いた毛先は 表面積が大きくなっていて、十分な液体を塗ればその表面に行き渡るということでは・・・? お湯でも豊潤しますが、根本的に同じ物質で間隙が埋まっている というイメージに結びつかないのですが・・・。 ただし、セラミド、でしたかしら、細胞間脂質みたいなものって 脂質ってことですよね・・・。 このへんにはたらきかけるのでしょうか?[2004/12/03 19:51:08]
オレイン酸は一価不飽和脂肪酸です・・・。[2004/12/05 01:06:20]
> 皮膚ではなくて皮脂ではないですか? その通りです。ご指摘ありがとうございます。 次に浸透性について。あちこちのサイトで、椿油を髪に浸透させることについて 書いてあったので無批判に信じてしまっていました。 イロコさんから指摘されてから改めて調べてみると、 椿油のメーカーのサイトには、皮膚への浸透のことは書いてあっても 髪への浸透については書いてないです(全部のメーカーを調べたわけではありませんが)。 販売サイトや利用者のサイトに書いてあるだけで、 実際には椿油は髪への浸透性は特に高いわけではないのかもしれません。ただし、 油というのは浸透性がありますから、椿油に限らず髪には一定の浸透はするはずです。
[2004/12/13 22:07:56]
かなり前に「スパスパ人間学」で リンスかトリートメントの容器に書かれた使用方法の 「よくすすぐ」または「軽くすすぐ」 ということばによって、機能の違いが判断できる(浸透 or not?) みたいなことを説明していたような・・・。 番組HPにももう載っていないので確認できないのですが。
[2004/12/31 00:21:25]