ダメージヘア対策(紫外線)


1999/06/24 紫外線から髪を守りましょう  wind

 髪にいい食べ物のことをまだまだ書きたいのですが、季節柄、紫外線対策の話題を少し。
 気温が高いのは7月・8月ですが、紫外線は夏至の頃が最も強いのです。GWの頃にハイキングに行くと、真っ黒になりますよね。冬場は紫外線は弱いのですが、スキー場に行くと、雪からの照り返しがあるため、強い紫外線を浴びることになります。
 海辺でみかけるロングヘアの女性や、ダイバーのロングヘア女性は素敵ですが、肌の日焼けには気を使っていても髪の日焼けには案外無頓着なのでは?
 スキー場で、美しいロングヘアをなびかせて滑っている女性をうっとりと眺めてしまうことがあるのですが、ロングヘアを美しく保つためにはスキー場で髪をなびかせるのもよくないのです。
 紫外線は肌だけでなく、髪にも悪影響があります。漁師さんやサーファーの髪が赤いのは、染めているのではなく、紫外線による髪の日焼けと熱による乾燥、そして海水の塩分のせいです。(開き直って染めている場合もあるでしょうが。)そういえば茶髪が流行り始めたのは、サーファーファッションが流行して「陸サーファー」が増えたのがきっかけでしたよね。
 対策としては、次の三つがあげられます。
1 帽子をかぶる(日除けにつば広の帽子をかぶっているロングヘア女性って、すごくエレガントです)
2 海に行った後は、保湿性の高いリンスで髪に潤いを与える
3 トリートメントし、さらにコートで人工のキューティクルを作って髪をガードする
 (参考:実川久美子著「肌・髪のトラブルとケア」(主婦と生活社))


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