記事タイトル:ヘアカラーとダメージ(「ためしてガッテン |
昨日(30日)放送のNHK「ためしてガッテン」は「ヘアカラー大研究」という題で スプレー・ヘアマニキュア・ヘアカラー(ヘアダイ)の3つを比較していました。 以下、ヘアカラーによるダメージの問題を中心に内容を紹介します。 ヘアマニキュアは髪に色付きフィルターをかぶせるようなもので、白髪染めとしては 有効ですが、黒髪を茶色くする効果は弱いということです。 ヘアカラーは、脱色と染色を行うもので、1剤と2剤を使います。 1剤はキューティクルに隙間を作って好みの色の染料を入れるもの(染色)で、 2剤は髪の細胞をバラバラにし、黒髪の黒色の元であるメラニン色素を破壊するもの (脱色)です。ヘアカラーは「永久染色剤」ですが、実際には色落ちするので、 茶髪を維持するためにはヘアカラーを続けることになります。 ヘアカラーを施した髪を電子顕微鏡で調べてみるとキューティクルがはがれています。 ヘアカラーを繰り返した部分はキューティクルが完全に無くなっていて、髪の繊維が むき出しの状態になっています。(この映像はショッキングでした。) キューティクルは染料を中に閉じこめる働きがあるので、キューティクルがはがれて しまった髪はヘアカラーがきかない髪になっています。また、断面を調べてみると、 ヘアカラーを繰り返した髪は、内部が隙間だらけで「スカスカの状態」になっています。 力を掛けて引っ張ると、ヘアカラーでダメージを受けて弱った髪ほど引き伸ばせます。 (素人感覚では逆のように思えるのですが、実際はこうでした。) 山瀬まみの髪で実験してみたところ、「傷んではいるがまだヘアカラーのできる状態」の 平均的な伸びよりもずっと長く引き伸ばされました。山瀬まみの茶髪は見た感じだと 光沢もあってそれほど傷んでいるようには見えなかっただけに、これもショッキングな 実験でした。(キューティクルがなくなっているのをヘアケア剤で光沢を与えている のかもしれない、と思いました。) ヘアカラーで髪が傷んだときは、リンスやトリートメントをこまめにし、 パーマやドライヤー、紫外線に注意するように、とのことでした。 山瀬まみは最後に出したパネルに 「hair dye hair die」 と書いて、 「ヘアダイは髪の死」 と言っていたのが印象的でした。でも、「おしゃれ心」があるから、ヘアカラーは やめられない、とも言っていました。 再放送は11月5日 火曜日 14時15分〜14時58分(衛星第2テレビ)だそうです。 なお、番組では、ヘアマニキュアは髪へのダメージはない、と言っていましたが、 これって本当なんでしょうか?[2002/10/31 20:31:12]
カラーリング剤と違って髪の中まで浸透せず、表面をコーティングするだけなので それ自身ほとんど問題ないみたいです.その代わりすぐ色落ちしますが・・・[2002/11/01 08:18:33]
こんにちわ。ミニーです。 私はもう長い間ヘアカラーをしているので、ドキッとしました。 以前美容師さんに聞いた話ですが、確かにカラーリングで髪は傷むけれど、 その後、しばらくして色が落ちてしまった状態(カラーが退色して、ただの ブリーチ毛になった状態)が一番傷むんだそうです。 私は主人(ミッキー)と知り合う前は、髪をかなりいじめてしまっていたので、 ビヨーンと伸びてしまう髪を経験したことがあります。今は美容院で染めていますが、 昔は市販のブリーチ剤やカラーリング剤を使って自分で脱色・カラーを繰り返し、 さらに特殊パーマ(スパイラルやツイスト)をかけたりしていました。 傷んでしまっていてもなぜかツヤだけはあったのですが、手触りは最悪で、 パサパサ・キシキシ。髪を一本引っ張ると本当にビヨ〜ンと伸びてしまう状態でした。 友人からは「パービー人形の髪みたいな手触りだよ」と言われる始末。 確かに、人間の髪ではなく、アクリルとかでできてそうな感触でした。 その頃の髪の毛はキューティクルが全く無くなってしまっていたんだと思います。 ヘアマニキュアはPさんのおっしゃるとおり、髪の表面をコーティングするだけ なので、ダメージの心配はなさそうです。ヘアマニキュアをすると髪にツヤやハリ が出るんですよね♪ 以前本で読んだのですが、キューティクルが剥がれ落ちて、外からの刺激に
耐えられなくなった髪にもヘアマニキュアは有効だそうです。ただ、
健康な髪の表面をすべて覆ってしまうのはあまり良くないみたいですが。
(←髪が呼吸できなくなるらしい)
[2002/11/01 23:44:51]