短歌投稿 |
こんにちは、みなさま。 今回もロングヘアアートに短歌を掲載していただきました。 今回は梅雨の歌です。 この歌のために雨にぬれる紫陽花の写真をわざわざ撮りに行ったアホです。 歌に関しましては、みなさんに自由な想像をしていただきたいとおもい、 特にコメントは書きません。 ご感想お待ちしております。[2005/06/18 07:29:33]
紫陽花に宿る雨粒に髪が写って見えているとも、 反対に髪に宿った雨粒に紫陽花の鮮やかな色が写ってとれる歌だと思います。 どちらにしても艶やかな黒髪と雨に濡れる紫陽花無しでは成り立たない情景ですね。[2005/06/21 21:13:31]
季節感のある短歌と写真をありがとうございます。 「鮮やかな色/髪に移りぬ」 という表現が好きです。色としての黒は全ての色の光を吸収してしまうのですが、 艶のある黒髪は光を反射して輝きます (これがカラーリングによる黒い髪と生来の染めていない黒髪との違いだと思います)。 「鮮やかな色/髪に移りぬ」は、紫陽花に顔を寄せている女性の艶やかな長い黒髪に、 紫陽花の花の色が写っている様子がイメージされます。 そして「写る」ではなく「移る」としたところに文学性を感じます。
[2005/06/27 08:56:17]