記事タイトル:ロングヘアの詩です |
こんにちは、雪花です。 ロングヘアを題材に詩を書きました。 詩のお部屋の哀しみの小瓶にある『流』という詩です。 もしよろしければ読んでやって下さい。 それでは。[2003/10/11 13:22:43]
「流‐ ながれ ‐」を拝見しました。 感動しました! 「一房」で始める二つの段落(?)は長い髪をいとおしむ気持ちが感じられます。 「さらり / 流れ落ちた」 という表現で、この髪が指からさらさらと流れ落ちる素晴らしく質のいい髪だと いうのが分かります。 そして「ハサミ」で始まる段落で、 「え、この長い髪を切っちゃうの?」 とどきどきさせ、 「ナノニ」で始まる段落で、切ろうとしたけど髪を切れない気持ちが伝わってきます。 髪を切って明るく再出発、というありがちな流れではなく、 辛くて髪を切ろうと思っても、髪を切れない複雑な気持ちがそのまま表現されていますね。
[2003/10/12 00:04:40]
記事タイトル:髪を切りたくなる時 |
最近ちょっと嫌なことが続いて髪を切りたくなってる雪花です。 ただ嫌なことがあっただけなら髪を切りたいとは思わないのですが 髪が長い所為で嫌なことが起こるとやっぱり切りたいなって思っちゃいますね…。 後悔するのは解りきってるし、 嫌なことに負けて切るってのは癪なので切りませんけど…。 「長い黒髪、切ろうかな?染めようかな?」のコーナーを読ませていただくと やっぱりみなさん色々嫌なこともありつつ伸ばしてらっしゃるんだなぁって しみじみ思います。 windさんの「あなたのことを長い間ずっと見守ってきた大切な友達」って言葉には 泣きたくなるくらい強い感銘を受けました。 何気なく伸ばしていただけの髪だったはずなのに いつからこんなにも愛着を持っていたんだろう…。 やっぱり長い間ずっと一緒に過ごしてきた、からなのでしょうね。[2003/10/30 22:18:47]
髪が長いことで厭な思いをすること、それは自分が大切にしている領域に 第三者が勝手に入り込んでくることでもあると思います。 長い髪が嫌いな人から厭なことをされることもあれば、 長い髪が好きな人からの場合もあります。 とりわけ後者の場合は、やっている本人には、相手に厭な思いをさせる(た)という
自覚がない(少ない)こともあって、やっかいです。ぼくも気を付けなければ。 髪を伸ばし始める理由は人それぞれです。 長い髪があまり好きではない人は早い段階で髪を切ってしまうことでしょう。 でも雪花さんがその長さまで伸ばし続けてこれたということは、 髪という存在が雪花さんにとって最初の頃とは違ってきたんだと思います。 変なたとえかもしれませんが、最初はいつもそばにいるけど全く意識しなかった人が、 ずっと一緒にいるうちにいつのまにかとても大切な人になっていた、というような・・・。 ぼくの書いたことが雪花さんを少しでも励ますことができて嬉しいです。 ぼくは雪花さんの書き込みを読んで、雪花さんの詩「流‐ ながれ ‐」を思い出しました。 今回、改めて読んでみて、 長い髪を切って悲しみを忘れたい・・・ でも自分の長い髪を掌に乗せて滑らせているうちに 長い髪へのいとおしさを感じて切れないという気持ちになった 悲しみは涙が流し去っててくれる という風に感じました。失恋をイメージした詩ということですが、 長い髪の女性が辛いこと・悲しいことを、自分の髪と対話している詩だ、とも感じられます。[2003/10/31 01:15:43]
長い髪が好きな人からの嫌なことは、 相手に悪意がないが故に困りモノだったりしますよね…。(苦笑) その例えは物凄く的を射ているような気がします。 確かにそんな感じ…。 「流」、新たな感想をありがとうございます。 なるほど。そういう捉え方もあるんですね〜。 人様から感想をいただくと、自分では気づかなかったモノが見えてくるようです。
[2003/10/31 22:33:35]
記事タイトル:ロングヘアの詩第2弾です |
こんばんは、雪花です。 前回の『流』に続きロングヘアを題材に詩を書いてみました。が。 今回は一般的に髪を現すような言葉を使わずに書いたので解り辛いかもしれません…。 いちお、平安のお姫様が独り夜桜を見ているようなイメージなのですが…。 もし宜しければ読んでやって下さい。 『言ノ葉』の『花びらのうた』の『月光の櫛』という詩です。[2004/04/24 21:25:14]
艶やかな黒の色のイメージが、他の色に映えて目前に浮かんできます。 直接的な美しさを一旦離れて、詩でロングヘアの美しさを伝えることも、素敵ですね。 男性にとっては、だれかれとなく髪に触れることなんてできませんから 例えば風になびく姿をイメージするとか、心象風景として伝わってくる美しさにこそ 実は一番魅了されるものかもしれません。[2004/05/04 01:47:57]
感想ありがとうございます。 艶やかな黒髪の美しさを表現できれば、と思ったのですが、なかなか難しいですね。 まだまだ表現力不足だなぁと思います。 実際に触れられない分、イメージすることで得られる美しさには惹かれるのでしょうね。[2004/05/04 15:38:21]
「髪」「長い髪」「毛先」という言葉を直接使っていないために かえって想像の幅が広がる詩ですね。 桜花が「艶やかな黒に呑まれる」という表現からは、 川面に散った桜の花びらが水に流され呑まれて見えなくなるように、 髪に舞い降りた桜の花びらが髪の艶やかさに流されて滑り落ち見えなくなる 様が想像されます。「呑まれる」という言葉が効いています。 「先をほっそりとした指に絡め 遊ぶ」という行は、 桜の花を目で愛でながら、自分の髪に思いを移し、 指で自分の長い黒髪を愛でている姫君の姿が脳裏に浮かびます。 「艶を失わない先にまで ゆるやかな 月光の櫛を」 述語の省略が強い余韻を残す表現です。櫛目の通った長い黒髪が 柔らかな月光を浴びて輝いている様子が想像されますが、 それをそう表現するのではなく、 月光が櫛となって髪を梳いている、と表現を跳躍させることで、 月下のロングヘアの姫君の姿が鮮やかに浮かび上がります。 そしてまた、「月光の櫛」という言葉からは、 さらさらの黒髪は風だけでなく、月光にさえなびきそうなイメージさえ 伝わってきます。 素晴らしい詩をありがとうございました。[2004/05/06 07:25:25]
ありがとうございます。 誉めていただけて嬉しいです。 それにここまでちゃんと解っていただけて嬉しいです。(笑)
[2004/05/06 08:08:44]
記事タイトル:詩を書きました |
お久しぶりに書き込ませていただきます。 初めましての方、初めまして。 雪花(しゅえふあ)です。 また詩を書かせていただいたのでご紹介します。 もし宜しければご覧下さい。(『言ノ葉』が詩のコンテンツです) 『闇の追随』の『艶』と、 『天使のささやき』の『優しい気持ち』と、 『哀しみの小瓶』の『梳りの時』です。 『艶』は背景にwindさんに撮影していただいたお写真を使わせていただきました。 この写真はギャラリーには未掲載です。 この詩は黒髪超ロングの詩、のつもりです。 写真のモデルは私ですが、実際には私の髪と詩の内容とは掛け離れてるんですよねぇ…(苦笑) まあ憧れということで…。 『優しい気持ち』もwindさんに撮影していただいた写真です。 こちらはギャラリーに載せていただいた#5です。 この詩は髪について書いたものではありませんが(“髪”という言葉は出てきますが…) 雰囲気的に良い感じかなって思ったので使わせていただいてます。 『梳りの時』は私の持っているつげ櫛の写真を使用してます。 これも別にロングヘアの詩な訳ではないのですが(書いた本人がロングだからロングかなー) 髪の絡みが梳けるように心まで解けたら良いな〜って気持ちで書いてみました。 う〜ん、どれもまだまだ修行が足りませんね。 精進します。 windさん 写真の使用許可ありがとうございました。 綺麗に撮っていただけたお陰です♪[2004/11/02 21:55:38]
素晴らしい詩ばかりですね。 特に「艶」 ・・・滝のように流れ落ちる・・・ ・・・総てを呑み込むかのように・・・ 艶やかな重量感ある黒髪と そこに託されたの思いが一体化されていて、 長い髪ってなんて素敵なんだろう! そうだ、だから自分はロングヘアが好きなんだ その魅力はここにあるんだよなあ〜と 心に刺さる、ドキドキする気持ちにさせてくれました。 本当に素敵な詩をありがとうございました。[2004/11/08 02:52:19]
いちさん、感想ありがとうございます。 そうなんです。重量感ある黒髪って素敵なんですよ〜。 今はまだまだ否定されることが多いのかもしれませんが…。 最後の「迷うことなく」という言葉には、 髪がうねうねすることなく真っ直ぐだという意味と共に、 バッシングされても切ったり染めたりしないぞって想いも込めてみました。 最近ネットで超ロング批判記事とか読んじゃいまして、 流石にちょっと痛かったんですが(苦笑) 他人を傷つける言葉を平気で言える奴等に負けてたまるかって思いました。 迷うことなく。(笑)[2004/11/09 08:49:05]
感想を書くまでずいぶん時間がかかってしまってすみません。 『艶』 「総てを呑み込むかのように」 「様々な想いを在るがままの姿で感じ取り」 という表現は、自分の総てを見つめてきた長い髪のイメージでしょうか。 嬉しい時も辛い時も、総てともに過ごしてきたからこそ、 長い髪は好きな自分も嫌いな自分も総てを呑み込んでくれる存在と言えるんだと思います。 そしてまた、在るがままの姿で髪を伸ばし続けている自分が様々な思いを感じてきたのを、 「髪が様々な思いを感じ取る」と主格を転倒させた表現にすることで 深みを与えていると思います。 「深く/深く/心の底まで潜ってゆく」 滝の高さと水量は滝壺の深さと大きさに比例します。それと同様、 伸ばし続けた髪の長さとそのボリュームは、髪とともにあった時間に比例します。 それゆえに、髪への思いと髪とともに感じてきた様々な想いは、 心の底にまで達しているということでしょうか。 「何者にも染まらぬ気高さ」 という言葉で、髪を茶色く染めないことへの自負が表され、 「黒さ故の光」 という言葉で、黒髪だからこその髪の輝きが表現されています。 「其れは/滝のように流れ落ちる/迷うことなく」 心が迷い続ける人という存在が、迷うことなくまっすぐに流れる長い黒髪を見て、 迷うことなく生きていきたい、と励まされたかのような印象を受けます。 タイトルの「艶」を「エン」と読ませる意味は、いろいろ考えても分かりません。 ----------------------------------------------------------------------- 『優しい気持ち』 穏やかな天気の日にゆっくりと歩くだけで風が優しく髪を撫でてくれる。 ありふれた日常の中に小さな幸せを見つけられるのも、優しい気持ちになっているからでしょうね。 手を後ろに回して髪を撫でる手の優しさと、髪を手で優しく撫でる小さな幸せが、 詩と写真から伝わってきます。 『艶』で使っていただいた写真でもそうですが、後ろ姿の写真は想いが広がって詩と合いますね。 ------------------------------------------------------------------------- 『梳りの時』 長い髪を大切にしている女性は髪を梳くとき、もつれた髪を丁寧に指で解き、 切れ毛を作らないようゆっくりと髪を梳きます。それは、 もつれた感情に対して丁寧に接し、そして絆を切らぬよう ゆっくりと心を解きほぐしていく作業にも似ていますね。[2004/11/28 16:19:13]
windさん、感想ありがとうございます。 とっても深くまで読み込んでいただけたみたいで嬉しいです。 髪は「長い友」と書きますし、物凄く近くで共に過ごしている存在なんですよね。 髪に想い入れのない普通の方々は特に考えもしないことなのかもしれませんが、 色んなことを一緒に過ごして、そしてとても敏感に反応してくれているのですよね。 だからこそいつの間にか大事になっていくのかな。 タイトルの「艶」を「エン」と読ませる意味ですが、そんな難しいことではないんですよ。 ただ単に私のイメージ的なことで…。 「ツヤ」だと単純にツヤツヤしてるイメージなのに対して、「エン」はもっと艶やかと言うか…。 なんとなく風情がある感じと言うのでしょうか。ハイ。 そんな感じです。 後ろ姿の写真は顔がない分、表情がなく、表情があるんですよね。(ぇ) 使いようによってどんな姿にもなると言うか。 またこういう写真を撮っていただけたら書いてみたいなって思います。
[2004/11/28 20:26:24]