シリーズ 能を読む
『邯 鄲』 覚え書き
小山 昌宏
tea@mti.biglobe.ne.jp
能『邯鄲』を演じます。
平成十五年九月二十一日 (日) 龍榮会 於 観世能楽堂
開演は午後四時頃の予定ですが、少々早くなるかも知れません。
上演時間は、約一時間二十分です。
会場にご芳名録を用意いたしますので、ご署名をお願いいたします。
時間の関係でお目にかかれないと残念ですので。
素人の演能ですから、勿論入場無料です。
演出や役者の目で、謡本、形付、手附を読んでいます。
前回の能『東北』。舞囃子でしたが『菊慈童』。
『至花道』の「体用事」。その意訳。
順は不同ですが、『自然居士』・『頼政』・『歌占』、そして、『芦刈』を読む予定です。
能『邯鄲』の稽古に一畳台を作りました。
素人細工ですが、友人の材木屋の助けを借りました。ウッディピア「木工工作」にその写真があります。友人のホームページですが、ご覧下さい。
前回の能は上掲の『東北』でたおやかな王朝美人、和泉式部でした。
今回の『邯鄲』は書生から一挙に五十年を生き、国王、仙人にまでなってしまう廬生です。
1963年・東京都学生演劇連盟合同公演の『リア王』以来四十年振りの王様役です。
又、お客様の目の前で寝台に横たわるのも、リア以来四十年振りで、期するところ大です。