記事タイトル:福岡県での講習会の教員の感想を頂きました 


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お名前: 中川美穂子   
(福岡県獣医師会から 講習会の後のアンケートについて報告をいただきましたので
おしらせ致します)

福岡県の委員長をしている處です。
昨日(8月25)日、県教委との共催で、学校飼育動物の研修会を開催しました

講師は理科の教科調査官の日置光久先生そして、中川美穂子先生にお願いしました。

参加人数
教職員(教育委員会、校長、教頭を含む)   約145名
動物愛護推進員(獣医師を含む)         約55名
獣医師(開業、勤務を含む)            約40名

アンケート集計(アンケートは教職員のみ)
回収結果(回収率  約86%)
記名          102名
所属のみ記名      4名
無記名          19名        合計125名

閉会の時間も押して、少ない時間の中でのこの回収率は、教職員のこの問題に対する意識
の高さと、研修に対する熱心さがうかがい知れました。『講話』の内容を十分に受け取ろ
うとする姿勢が感じられました。

アンケートの内容は集計中ですが、最後に「本日の講演のご感想をお聞かせください。」
の記入は、記入時間が無かったにもかかわらず、
記入者    103名
(内、詳しく記入された方が6割以上も有ってビックリです。)
記入無し    22名

数名の「現場の厳しさを分かっていない。」の意見もありましたが、全体的に大変良い反
応で、「獣医師会がこんな活動をしている事を知らなかった。」「これからもより以上の
連携がとれる事を望んでいます。」「帰ったら、仲間や周りの人に伝えたい。」などの言
葉が多数、書込まれていました。

最前列で2人の先生のお話を聞いておられた義務教育課の参事さんも熱心にメモを取られて
いました。
担当の指導主事は、中川先生の抄録で事前に予習をしてこられ、大変参考になったといわ
れていました。

研修後の懇親会では、先ほどの参事さんが、獣医師会のメンバーに、お酌をして回られる
など教育委員会との関係がぐっといい感じになったと喜んでいますが、県内での取り組み
をどう進めていくかはこれからの課題であり気を引き締めていこうと委員会のメンバーと
話しています。

2,3のご意見を紹介します

女性の先生
『日置光久先生のお話は、あたたかい口調で心に残るものがありました。
私は、国語専門で理科から遠のいていましたが、何だかやる気がでてきました。
子供たちに、心ゆれ動く感動体験を経験させていきたいと思いました。
中川美穂子先生のお話は感動でした。本や資料の中では存じあげていましたが、
動物を愛するという気持ちを強くしました。
土、日や長期休暇にもかかわっています。しかし、私ひとりで日常も
病気のこととかもろもろかかわっていくのに表にも書いていますように、
学校飼育動物がたくさんいるため正直いって大変です。
うさぎ小屋には、うこっけいやにわとりがいる状況です。
さっそく居室をつくろうと思います。私は、できることはしていこうと思います。
「あー、今日もよいウンチをしているなあ」と言えるように・・・。がんばります。』

男性の先生
『中川先生の話から動物飼育の大切さを改めて感じることができた。
特にハムスターを教室内飼育していたクラスの児童の絵や文章が、
月々に変わっていくのにはおどろいた。愛情をかけることのすばらしさが表れて
いた。
また、3,4年生の学年飼育という考え方に、今まで自分の中にあった、
「飼育委員会の仕事」という概念が固まったものであることが分かった。
自分の学校でも検討してみたい。
鳥インフルエンザの件でも、学校から保護者に冷静に啓もうしていくことが必要
だと思った。』

女性の先生
『今日、午前中は県同教に参加しました。午後からはこちらへ来て話をきかせて
もらい命の勉強をさせていただきました。話をきかせていただくにつれ、命の大切さ、
心を育てること・・・に、動物がとても大切な役割を果たしてくれる?
ことに気づきました。学校では、なんとなく義務感でうさぎをかっていましたが
、私たち教師の言葉かけ一つででも、子どもたちの感性を育てることができるのだ
なと思いました。
人の命もかけがえのないものですが、飼育している動物も同じです。
おたがいを大切にしながらつながりあい、心豊かに生活できるといいなと思いま
す。
私たちはやっきになって、「心を育てよう」と、いろいろなとりくみをするので
すが、動物がそのやくわりをしてくれるような気がします。私自身のいしきを変えたい
と思います。』

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處 愛美
[2004/09/04 14:05:46]

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