記事タイトル:「休日は保護者の支援で生命尊重」 


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お名前: 中川美穂子   
昔は家庭で自然に得られた体験だったから、今のようなひどい事件は少なかった
のだろうと思います]

 の意味は 命を理解しない青少年が増えてきて、子どもにナイフを突き立てたり
老人をだまして金品をとったり、人をなぶり殺ししたり

 あるいは、殺した相手に会ったら謝りたい、などという子供達が
出現している と 言う意味です。

 人が壊れかけている、と表現する方もおられます
[2005/10/17 20:48:51]

お名前: momo   
そうですね。。動物を育てた事のない科学者が動物実験するにあたり、あまりにもむごい行いをしている事からも、やはり必要なのでしょうかね。
[2005/10/12 13:45:52]

お名前: 中川美穂子   
私は子どもが大事です。
今 頑張ったら30年先の社会ではこのような事がなくなるかな
と思っています。

 署名運動 宜しくお願い致します

命の教育について、教育界で今 大騒ぎしていますが、
皆様のお考えのとおり、学校の動物飼育に手当すれば
良い子どもがそだちますよ、と 私たちは一生懸命 発信しています

 個人的には、動物飼育体験は、
 昔は家庭で自然に得られた体験だったから、今のようなひどい事件は少なかった
のだろうと思います、今、あまりにも動物から隔絶されたところで、子どもを育てる
ようになり、動物を知らない世代が教員になってきた、のではないかと
思っています。

 最後の望みの綱である学校の動物たちを取り去らないで、先生方を勇気づけて
助けていただけますよう、
 
 私たちは、管理者研修(校長と教頭先生のことです)が 大事だと発信しています、
「飼育を止めろ」ではなく、「管理者研修を必修にしろ」と 応援してくださいますよう
お願いいたします 
[2005/10/12 13:25:39]

お名前: momo   
なんだか複雑です。。
今いる動物のためには参考になります。でも増やさず、いなくなったら、本当は飼育をやめてもらいたいです。
[2005/10/12 12:03:08]

お名前: 中川美穂子   
 以下は、
 月刊誌 初等理科教育「学校教育と動物飼育」に係わる連載記事
     「学校の動物は今」 (発行・農文協)です
 題名を紹介します、

4月号 学校の動物の役割」 動物を介在した教育の期待される効果 
5月号 学校の飼育の課題と学校獣医師の支援
6月号 学校での飼育の目的と飼育の形 基本は愛情飼育  
7月号 学齢による飼育教育の与え方  
8月号 飼育で科学的な衛生観念を身につける、   
9月号 チャボ肺がんで死す 死に際して
     子どもが必死になる体験を意図して与える 
10月号 教室内飼育の利点と注意点 〜動物から被害を受けない方法〜  
11月号 凶暴チャボとの付き合いから〜無知は偏見を呼び、思考を停止させる  
12月月号 保護者の支援で休日も生命尊重」*危機から最大の効果を得る

以下予定

1月 レンタル動物の飼育でつたわること 貸し出し動物園 
2月 4年総合の飼育体験教育年間計画  
3月 カウンセリング助手としての動物たち  
4月 学級運営・子どもをまとめる動物たち
5月号 生活科でのモルモット飼育システム 

 などなど、07年3月までの予定です

 
[2005/10/12 01:26:16]

お名前: 中川美穂子   
以下は、初等理科教育の連載の12月号の記事の一部です、

「休日は保護者の支援で生命尊重」〜危機をチャンスに変える〜

 *飼育の一番の悩みは休日の世話

 学校に赴任した途端に飼育担当に任命され、殺さないようにと、
飼育の方法も意義もわからないまま苦労する先生がたが多く見ら
れます。ゴールデンウイーク前に休みと動物の世話の板ばさみに
悩んでいると、「ウサギや動物は2,3日餌も水も与えなくても大
丈夫」と先輩が教えてくれ、半信半疑で従いながらも、「休日の
中日に様子を見に来たら動物たちが飛んできて、水を10分も飲み
続けてかわいそうだった」などの沈んだ声が当方にも届いています。
 また、この点は動物愛護団体がことさら問題視しており、これら
の解決法として今のが死んだら飼育をやめると決めている学校さえ
見られます。が、これに積極的に対応することで、飼育体験の教育
的な意義を格段に増すことができるのです。

*飼育体験の意義を増大するチャンス

 対応として、なにより学校での動物飼育体験は、子どもへの人格
形成、知能の刺激のために必要な刺激と捉えて、それを保護者に発
信し巻き込むことが重要です。
 8月の第3回全国学校飼育動物研究会大会で、報告なさった先生が、
「動物飼育が有効になるためのポイントとして、下の3点を挙げました。
 1、担当にだけ任せないで学校全体で注意する(命は親身な観察と
気配りで保たれることを、大人の背中で子どもに伝える)。
 2、親を参加させる(命は繋がっているから休日はないと子どもに
伝え、かつ子どものために親が学校に一緒に出かけて掃除をすること
で、良い親子の会話が生まれている)。
3、学校の近くの獣医師の支援を受ける(学校獣医師になんでも相談できる体制)

*実例に見る飼育への保護者参加

 1)土日の世話や管理ができずに動物が次々と死ぬ現実に、飼育の子が
「動物が好きで飼育委員になったが、飼育委員は墓堀委員だ」と嘆き、そ
れを聞いた保護者が逆上して校長室に怒鳴りこみ、教育委員会に訴えた事
件があります。「晴天の霹靂」と驚いた校長にすれば、最初何を言われて
いるか分からなかっそうです。しかし「負担の少ない飼育。笑い声の漏れ
る飼育」にしたいと決心し、数ヶ月後、獣医師の支援で飼育を管理できる
ようになり、休日の世話についてはこの保護者が「飼育応援団」を組織し
て、長期休暇は全てカバーできるようになったそうです。今、校長は交代
しましたが、飼育応援団は伝統になり、休日には飼育委員になれない子に
せがまれた親が、我が子と一緒に楽しそうに掃除、餌やり、ふれあいを楽
しんでいるとのことです。(*2)

2)ある小学校の評議員であった獣医師が、会議のとき、命の教育という
学校の説明に対し、ゴールデンウィーク後に学校のウサギ達を診療した事
例を紹介しました。それらは休みの世話不足のために、・・・・
それで・・
教育に位置づけるために学年飼育と、休日に関して保護者に助けを求める
ことを提案しました。 
 また冬に向かって木製の巣箱の必要性を説いたところ、同席していたP
TAが・・・

 中略

 この学校では、次年度から4年の総合に飼育を位置づけたことから、休
日には4年の保護者が交代で我が子と一緒に世話をします。学校は・・・ 

中略

*学校が保護者を巻き込む方法
 まず管理者が「動物飼育活動は子どもに教育的な効果があると確信する」
ことが必要です。管理者が動物飼育を「余計なこと」と考えていると、保護
者に迷惑をかけるような気がしてとても支援を頼めませんが、教育的効果を
確信できれば、保護者に「子どものために飼育を支援するように」と伝える
ことができます。 
 現在、2)の学校では、春の保護者会で、・・・

 中略

 特に休日に動物を家庭に預ける教室内飼育の場合は、飼育法の伝達と同時
にアレルギーや衛生への不安解消が必要で、・・・・・中略
保護者も先生と非常に連絡がよくなると聞いています。

*不可欠な獣医師の支援体制
 保護者のアレルギー不安や衛生への不安を解消するためには医師の協力
と、動物の病気に詳しい獣医師の支援体制が必要です。また獣医師は動物
の見方・接し方も先生方に伝えることができます。この基礎があってこそ、
子どもたちに素敵な成果を与えることができるでしょう。

 以下略

[2005/10/12 01:13:33]

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