記事タイトル:2日の東京新聞に学校の鶏飼育に関して、「警戒解除」と記事がでる予定 |
掲載されたのは、2日の東京新聞 夕刊、ペット欄です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (東京新聞が入らない地域の獣医師からのメール) 東京新聞の記事のことですが、私の所にも飼育から児童をはずしてし まったのだけれど戻すタイミングがわからないという問い合わせがまだまだよく きます。 畜産課からは注意するようにという情報はたくさんきたけれど「もういいよ」と はいってこないと学校関係者はいいます。 畜産課は飼育からはずしなさいという指導はしていないからそれ以上の情報は出 しようがないといいます。 たしかに、畜産課も私たち獣医師も、鳥を病気にしないようにきちんと世話をし てくださいとお願いしたのに、管理者の判断で児童を飼育から遠ざけてしまった のだから、今更そんなことをいわれてもという思いも残ります。 しかしそんなこともいってはいられないので、お手数ですが、記事のコピーをF AXしてはいただけないでしょうか。 県下の学校に資料として出そうと思います。[2004/06/02 17:35:58]
「東京新聞の記事掲載」について 以下のように情報を各方面におくりました。 @飼育は、掃除・給餌・触ったりしながら元気があるかを見て楽しみ、手洗いをすれば良い 学校に「鶏インフルエンザ対応を元に戻すように」との公の指示がないため いまでも あちこちで、飼育舎にロープをして子どもを寄せつかないように苦労している学校が見 られますが 東京新聞に表記のような記事が出ます 記事には私が「もともと 子どもから隔離する必要はない」 鳥インフルエンザの国の委員である専門家が「はじめから学校の鶏への感染の危険は 少ない」などとコメントしています 東京新聞に感謝です。 報道が盛り上げた不安ですので、報道しか鎮められないだろうと思っています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー これに対し、何人かから感想を頂きましたので、ご紹介します ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー @まったくです。先日の教頭会でも報告しましたが、なかなか難しいですね。本校 でも子どもが飼育は続けていますが、土日は職員の仕事となりました。住民感情を配 慮してのことです。 教頭先生 @情報ありがとうございます。記事を読み、センター内にお知らせしたいと思います 県教育センターの方 @「報道が盛り上げた不安ですので、報道しか鎮められないだろうと思っています。」 そうですよね。 精神科医師 @2日の本校の同僚の顔が楽しみです。その彼は 東京新聞をとっておりますので。 > 子どもに大人への信頼と冷静な視点を取り戻すためには > 東京新聞に感謝です。 >報道が盛り上げた不安ですので、報道しか鎮められないだろうと思っています。 中川さんの立場があるから,新聞も取り上げるのだと思います。その 記者にはまた手助けをお願いすることがあるかもしれませんね。 ところで,「危ない」は誰でも言えるのですが 「大丈夫」は責任をとれと言われるので,なかなか言えません。 小学校の教頭先生 @新聞、テレビで鳥インフルエンザについての報道が目立たなくなったので、 あまり気にとめていなかったのですが、実際はそうなのですね。 鳥でなくても動物飼育についてナーバスになっている保護者や子どもたちを見ると、 なんとなくうなずいてしまいます。 小学校教諭 @中川先生、お送り頂いている飼育情報ですが、そのままお茶の水女子大学子ども発達 教育研究センターのホームページのニュースに掲載したいです センターの方 @このメールをいただいて、兵庫県の教育委員会の方にも連絡を取り、 解除の対処ができるよう話をしました。ただ、文科省が動かないと 県独自では動きにくそうですね。 明日、お手数ですが、東京新聞の記事ファックスしていただけると幸いです 私は明日から韓国ですが、研究室のものに受け取ってもらい、県教委に流します。 教育に携わっている野生鳥関係のかた @本市でも鳥インフルエンザへの対応として、手洗い、うがい、必要に 応じてのマスクや専用長靴の着用等を1月と3月に各学校へお知らせしました が、学校対応として教員が世話をするところが多かったようです。4月以降も解 除について問い合わせがありましたが、もともと子供たちに触らせないようにと は通知していないので、改めての通知は出せず、子供と動物の衛生・健康のため に手洗い・うがい、状況に応じてのマスクの着用等を励行するようお願いしてい ます。学校の中には獣医師さんとの飼育相談を積極的に行い、通常の飼育にすぐ に戻したところもありました。 いずれにしても、保護者の方々の心配する声などが裏側にはあったようです。 昨日訪問した学校では、お昼休みに子供たちがウサギとニワトリを親身に世話し ている姿を見ました。中川先生のおっしゃる正しい理解と動物との直接的なふれ あい、心のかかわりの重要性を感じています 教育委員会の方 もともと国は 情報をとれ、掃除と手洗い、うがい しか指示してないのですね (中川)[2004/06/01 16:41:22]
記事には私の、「もともと 子どもから隔離する必要はない」とのコメントと 鳥インフルエンザの専門家が「はじめから学校の鶏への感染の危険は少ない」 などコメントしたことが書いてあると思います みなさま、ご活用ください[2004/05/31 14:02:38]