記事タイトル:鳥インフルエンザ:韓国と日本のウイルスは同じ:人への感染力はない? 


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お名前: 中川美穂子   
表記の情報に対する家畜衛生の方々からのご意見をおしらせします
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いつも情報をお送りいただき誠にありがとうございます。

先生の主旨を機会があるたびに話をしたいと思っています。

伝染病は進化(変異?)していますが、以前からあるもの。相手をよく知り
相手にあった対策を取っていれば騒ぐ疾病ではないと思っています。
家畜サイドで騒いだ影響も大きいでしょう。
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いつもメール見ています。今日の情報は大変参考になりました、
「病気をうつす一番危険な動物は人間です」、これは良かったですね。
[2004/03/24 11:53:52]

お名前: 中川美穂子   
@日本で分離されたウイルスは韓国のと 99%以上遺伝的に一致
 http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20040319press_4.htm

(概略)平成16年3月19日 農水省プレス発表から

農林水産省 は「国内で分離されたウイルスと韓国で分離されたウイルスは 99%以
上の相同性を示し、遺伝的に極めて近縁な関係にあることが判明したと、発表した。
 
  国内のウイルスは、人に感染した香港やベトナムのウイルスのものとは異なることが既に確認されている。

 韓国における高病原性鳥インフルエンザは、昨年12月12日に発生が確認された
後、2月5日以降は続発は確認されておらず、人への感染例もない。 

 鳥インフルエンザの発生農場から出荷された鶏卵や鶏肉の回収が行われるのは、生
きた鶏等がウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではない。   

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@参考: 韓国のウイルスは人に感染しない・2月26日、米疾病対策センター
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Kyoto Shimbun 2004.02.26 News
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 人間への感染例ない型と判明 韓国の鳥インフルエンザ

 【ソウル26日共同】韓国の疾病管理本部は26日、同国で鶏への感染が確認され
た鳥インフルエンザウイルスについて、人間への感染例がない型であることが分かっ
たと発表した。検査を昨年末に依頼した米疾病対策センター(CDC)から、最終的
な結果通知を受けた。

 ウイルスの遺伝子検査で、ベトナムやタイなどで分離されたウイルスとは異なり、
病原性が低く抗ウイルス剤への耐性もない型と判明。同本部幹部は「人体に感染する
可能性はない」と述べた。
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(中川)
ウイルスは 変異することがありますので、油断はいけませんが、政府も人への危険性
は少ないと言ってます(国民の皆様へ 3月9日 2つ前の欄)
 http://www.kantei.go.jp/jp/osirase/tori/040309osirase.html

 人のインフルエンザも うがい・手洗いでかなり防げますから、この機会に 作業後
や帰宅時などの習慣にできるといいですね、

 また、しばらくは鳥を病気にさせないために、小屋に入るときは、(あるかもしれな
い)外部の病原を持ちこまないように、靴裏を消毒したり、小屋の中だけではく長靴を
用意して、野鳥からまもってあげましょう
 
 今、小屋をきれいに掃除して、愛情に輝いて、鳥をまもっている子ども達も沢山いま
す!
 どうぞ、子ども達に 動物を返してあげてください

今回、あちこちで世話不足のため、鳥達が死にました。その度に鳥インフルエンザか
と、皆でおお騒ぎでしたが、すべて陰性で、寒さと餌・水不足が原因でした。彼等を愛
してきた子ども達は、どのように納得するのでしょう。

 春休み、私のみている小学校では、親子ボランティアが交代で世話をしてくれます。

なお、人のインフルエンザ(流行性感冒)では、毎年、肺炎で10万人当たり10人以上
(多くは65歳以上)、脳炎・脳症などで、100〜200人の子どもが死んでいます。

2月の大分県で発生したころ、ある動物病院に「鶏を年よりが飼っているが、鳥インフル
エンザが心配なので、処分してくれ」と依頼した方がいました。
 獣医師は、「ご老人は普通のインフルエンザで死ぬ事例が多いのだから
 鳥の心配
 より、風邪をひかさないように注意した方がよい」と 説明して 殺処分
を断りました。
  
 恐怖にかられた方々も大変だったでしょうが、
 家畜衛生や普通の動物病院などの、獣医師も傷ついた 辛い季節でした

 養鶏に関わる方々のご苦労には及びませんが
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お茶の水女子大学 子供発達研究センター 客員研究員 
日本小動物獣医師会 学校飼育動物対策委員会 (動物介在教育支援)副委員長
社)日本獣医師会 学校飼育動物対策委員会 副委員長 
                          
   CAS主宰        中 川 美 穂 子

   電話 0422−53−7099  m-nakagawa@vet.ne.jp
       「学校飼育動物を考えるページ」
      http://www.vets.ne.jp/~school/pets/
         全国学校飼育動物獣医師連絡協議会(CAS)
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[2004/03/19 23:46:43]

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