記事タイトル:砂場の消毒は必要ない |
追伸 都市部の幼稚園、保育所の砂場は、猫のトイレに、ちょうど良いのですね。猫だって、 本来は、大きな砂場で、うんちした方が、マンションの猫用人工トイレより、気持ち 良い訳です。土日、シートを掛けなければ、20個くらいは、砂場にうんちがあるでしょうね。それを、かたづける保育者とそれを見ている園児が、砂場を汚い物と認識しても、無理は、無いでしょう。都市部に、砂場以外に、土のところは、どこがありますか? 運動場でさえ、人工芝とか人工ゴムになっていて、猫の数は、半端な数では、ありません。20年前と、環境が変わっていることも、考慮しないと、説得力は、ありませんね。 正しいことが、説得力が、あるとは、いえないです。また、糞があったところのみを、サンプルで、大腸菌など調べれば多いに決まってます。トキソプラズマも困ります。幼稚園、保育所の保護者は、妊婦さんも多いですし、子猫ほど、園庭に、放置される動物は、居ません。しかも、都市部でも、結構、ねずみが生息していますし。。 保護者に、絶対安全と言えるか?と言われたときに、世の中、絶対なんてありえません。と言う回答が、通じますか?もし、わが子が、病気になったら、責任がとれますか?との質問にも、治療費くらいは、負担しますの回答で、納まりますか?[2007/07/24 06:33:53]
公衆衛生学会の方がたは「その 問題は20年も前に結論が出ている」と言います。 >>>これは、安易に、受け入れられない意見です。99.9%の園児、児童は、おっしゃるとおり、衛生学的には、まったく問題がありません。問題は、日本が衛生的過ぎて、現代の幼児、児童の一部に、事実、極端なアレルギー症状が出たり、その母親世代ですら、そういう一般雑菌に対する抵抗力、自然治癒能力の無い人間が、居るのも事実なんです。これらは、外見では、まったく解りません。(死亡例まで、出たりして、マスコミねたには、もってこいですね。)私たち、学校管理者が、なぜ、砂場にシートをかぶせたり、抗菌剤入りの砂を導入したりするのは、なぜでしょうか。理由は、猫の糞の混入のように、眼に見えることが、世間の言論を動かし、マスコミを動かし、正しい教育は、バッシングされるからです。その時代におけるマスコミバッシングに耐えうる対抗策をしているに過ぎないのです。そんな衛生学的なことは、初めから、教育当事者は、解っていますが、現状、教育大学ですら、保護者迎合教育が、世渡りが楽だから、その方向で、指導しているのです。女性小学校教諭の増加とともに、学校へ言うべき意見と言うべきでない意見とが、分離されず、すべての意見を学校が引き受ける風潮を作り出してしまいました。。。急性の害、慢性の害の区別が、つけられない世論になっています。砂場は、子供たちにとって、すばらしい教育施設ですが、今のちょっと学歴のある保護者を、納得させるには、とても難しい施設でもあるのです。管理責任が、施設設置責任を重視する裁判判例が多い中、リスクのある砂場は、学校存続の短期的視野としては、無くした方が、良いでしょうね。長期的には、砂場と言うすばらしい教育施設を放棄するので、学校がこどものための教育施設なら、間違いでしょうが、現状の世論は、保護者のための施設=学校ですから、世論に合わせれば、砂場を撤去するのは、当たり前と言う結果になるでしょうね。現実に、20年間、正しいことが支持されなかった事実、これからも支持されないであろうことを、もっと知って、教育PR法を反省すべきでしょう。学会で、発表すれば、おしまいと言うことが、社会教育には、何の意味のないことを、もっと知るべきでしょうね。マスコミが取り上げてくれないではなく、マスコミに積極的に、情報をリークしてきたかどうかを、もっと反省すべきでしょう。マスコミは、社会教育の道具であり、手段です。最終結果では、ありません。幼児、児童には、母親は居なくなったのです。親ではなく、女性でしかありません。[2007/07/24 04:23:12]
砂場は汚いと聞いたことがありますか? 20年も前に、砂場は寄生虫の卵で汚染されていると、ある方の発表が新聞に だいだい的に掲載され、その後、公園や幼稚園の砂場に犬や猫が来ないように カバーを掛けたり、消毒することが重要視されてきています。 砂場に犬や猫の糞が落ちていたら、保護者が管理者責任を問うたり、砂場で 子供を遊ばせない親まで出ています。 また 砂場を消毒する業者が繁盛し、とうとう砂場はお金がかかるからと、 公立の教育施設に砂場をつくるのをやめた自治体まで出ました。 しかし社会がこんなに大騒ぎしているのに、公衆衛生学会の方がたは「その 問題は20年も前に結論が出ている」と言います。 つまりその後の調査では、最初の論文ほど酷い汚染は見あたらなかったので、 最初の調査結果は信頼性を失い、その報告者は大学を後にしたと聞いています。 また、寄生虫卵が比較的多い砂場の近くの子供と、少ない砂場の近くの子に 感染の違いがあるかとの調査で、どちらも感染した例が無いと解りました。つ まり砂場に糞があっても、周りの子達は寄生虫に感染していないということです。 なお、寄生虫の卵も、カビも細菌も湿気が大好きで、温度と栄養と湿気があ れば、どんどん卵が孵ったり、カビ・菌が増えますので、砂場を乾燥する状態 で維持することは大事です。 つまり、砂場にカバーを掛けず、糞などのゴミがあったら取り去り、そして、 半年に一度くらいシャベルで砂を掘り返して下になった砂を日光に当てる(子 供を遊ばせれば、どんどん掘り返します)。そして遊んだら手を洗う。 これが、公衆衛生学会の結論だったそうです。 つまり昔から行われている方法と何も変わりません。 しかし、この話しは学会以外の人には届いていません。ですから今だに、砂 場を消毒しようとか、カバーを掛ける苦労をしている教育施設が見られます。 20年ですよ! 結局この話しで、砂場をないがしろにした学校も多いのです。 なにより、親が砂場は汚いから遊んではいけないと、子供達にすり込みます。 砂場は、自由な発想を誘う子供にとって重要な遊び場です。遊べない子供はかわ いそうです。 専門家集団である学会に、このような発表があったとき、マスコミが取り上げて くれれば良かったのに、と思いますが、これがまた難しいのでしょう。 センセーショナルな話題なら取り上げやすいのでしょうけど。 追伸:砂場の消毒には海面活性剤を使っていたようです。 これは細菌・つまり生き物を殺すので、同じ生き物である人にとっても 危険です。 砂から蛔虫卵に感染する危険は殆どないのに、毒は確実に害を与えます。[2007/03/24 08:19:26]